外国語とレコード
スタッフの河野です。
9月に入りましたね。
上の写真はカレンダーですが、これ、毎月めくるのが楽しみです。いろんな街が見れます。
今月のはかなり気に入りました。
お伽話の舞台にでも出てきそうな街並みです。
ドイツのリューベック/Lubeck という所だそうです。
ヨーロッパって、テーマパークかというぐらいに、日常とはかけ離れた世界のように思える街並みが多いですよね。
それでも、そこに普通に生活している人々が居るんですよね。
日常の中にあんな景色があるなんてどんな感覚でしょうか。
生まれたときから過ごしていたら大したことではないのかもしれません。
でも憧れます。
ヨーロッパといえば、私はヨーロッパの言語が好きです。
まだ難しい事は分からないですが、映画なんかで、言葉を聞いてるだけでも楽しいです。
それぞれの独特な音が好きで、つい何かの歌を口ずさみたくなる時みたいに、聞こえてきたセリフを真似したくなります。
発音はそれぞれの国によって特徴的で様々ですが、単語を並べてみてみると、繋がりを見つけることが出来て面白いです。
クラシックやオペラのレコードって、英語の他に、ドイツ語、フランス語、イタリア語など、様々な言葉で見比べることができるので楽しいですね。
ジェルヴェイズ・ド・ペイエ | モーツァルト:クラリネット五重奏曲/オーボエ四重奏曲
こういうよくある英語とドイツ語の併記されているものとか、なんか嬉しいです。
単語の微妙な違いが一目瞭然で、勉強になるなぁと思ってます。
以前見かけて気になったのは、おそらくオペラのBOXの豪華なブックレットで、3ヶ国語で歌詞などの対訳がダーッと載っていました。
絶対、全部は読みこなせないですけど、興味津々でした。
そういえば、以前発見して嬉しかったのはこれです。
英:HIS MASTER'S VOICE
仏:LA VOIX DE SON MAITRE
伊:LA VOCE DEL PADRONE
英語はよく見るやつですが、その他の2パターンです。
仏・伊バージョンの語順は英語でいうと
THE VOICE OF HIS MASTER という感じになってますね。
こういうのを見つける度に、いちいち面白いなぁと思ってしまいます。
クラシック用語を覚えていつ、どこで使うんだ、なんてことは気にしません。
学んで楽しければ十分です。
こんなレコードがあるんですね。何が流れてくるんでしょうか。
興味はありますが、きっと80種類なんて把握できません。
V/A | 地球上80言語カタログ 世界ことばの旅
ことばは楽しく覚えるのが一番だと思います。
波瀬満子 | ことばとあそぼう