シルエットのジャケ ~ モライス・モレイラ「pintando o oito」、グレン・グールド「ベートーヴェン交響曲第5番運命」
こんにちは。スタッフの岩田です。
まだ何とか耐えていますが、そろそろカイロが欲しいと思っている今日このごろです。
来週には大阪は、最低気温が0~1℃、最高気温が6℃前後という日があるそうです。
湯たんぽでも買って、寝る際のお供にしようかと考え中です。
暑い国を想像すると、気持ちだけでも温く感じるのでしょうか?
ということで、ブラジル盤のこちらのレコード。
モライス・モレイラ"pintando o oito"
ブラジル盤なので、ブラジルの方だと思うのですが、初めて見た時から、髭にこの服の色合いでどうしてもマリオに見えて仕方がないのです。
最近ベンツのテレビCMで、実写版マリオが出ていますね。
かなりインパクトのある(マリオがやたらカッコいい)CMだったので、頭の中で焼き付いていたせいかもしれませんが。
タイトルの"pintando o oito"、翻訳アプリで英語変換にすると"painting the eight"となりました。
背中にはっきりと"8"がありますね。
カラフルなシルエットのような人の絵。
数えると7人(色)です。
ジャケのマリオなモライス・モレイラを入れて8ということでしょうか?
見れば見るほどマリオです。
無理矢理ですが、シルエット繋がりでこちらのレコード。
ジョージ・セル「ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98」
このシルエットは一体誰なのでしょうか?
メタボ体型、メガネ、帽子に葉巻。
下にはハリネズミまで。
ブラームスの肖像画を見ても眼鏡はかけていないので、ブラームスではなさそうです。
ジョージ・セルは眼鏡をかけていますが、ここまでメタボ体型ではないので、ジョージ・セルでもなさそうです。
いや、やはりジョージ・セルでわざと3頭身体型で描いたのでしょうか?
葉巻に帽子でどこかの探偵のような雰囲気もあります。まさかのシャーロック・ホームズ!?
最近では、映画でロバート・ダウニー・Jr やテレビシリーズでベネディクト・カンバーバッチのかっこいいシャーロックが印象的なので、このシルエットはシャーロック・ホームズではないことを願います。
ふとヒッチ・コックも思い出しました。
もう1つシルエット画のレコードを。
グレン・グールド「ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」」
これは上からグレン・グールド、ベートーヴェン、リストのシルエットで良いのでしょうか?
ちょっとポップな雰囲気もあって、好きなジャケです。
シルエットとは、財政難の時代に切り絵(影絵)によるシンプルな肖像画が安上がりな一番の方法で、フランスの財務大臣だったシルエットさんがこれを好んだ為に、シルエットと呼ばれるようになったそうです。
シルエットは本当に黒一色で、凹凸や光陰等も描かずにその人物を表すので、描く人にとっては難しい気がするのですが、実際はどうなのでしょうか。
何でもシンプルな物ほど難しい気もします。
そういえば、今までにシルエット画ばかり集めたシルエット展は開催されたことがあるのでしょうか?
もしあれば見てみたいです。
モライス・モレイラ pintando o oito 815569-13
ジョージ・セル ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98 13AC204
グレン・グールド ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 SOCO102