ピエール・ブレーズ - バルトーク:青ひげ公の城 - 25AC125
スタッフの河野です。
ファンタジーな世界です。
これもまた幻想的ですね。
何かのRPGのゲームにもありそうな世界だな、という気もします。
さて、これは一体何のレコードかというと、
バルトーク:「青ひげ公の城」
青ひげって昔、童話で読んだ、あの青ひげ?
オペラも有るなんて、知りませんでした。
そしてジャケの絵からは想像もつかないタイトルだったもので驚きました。
確か、青ひげの奥さんが、この部屋は見てはいけないと、出掛ける青ひげに鍵を渡されたが、我慢出来ずにその部屋をこっそり覗くと、歴代の青ひげの奥さんが殺されてそこに置かれていた、という怖い話でした。
何で子ども向けの童話にこんな怖い話があるんでしょうか?
と、いまさら思います。
ジャケの絵は何をモチーフにしたものでしょうか。
なかなか青ひげのストーリとは繋がってこないですよね。
このオペラでは、
1.プロローグ
2.広間
3.拷問部屋
4.武器倉庫
5.宝物庫
6.庭園
7.青ひげ公の領地
8.白い湖
9.むかしの女たち
10.エピローグ
という構成で、3番から9番まで、7つの部屋を開けていくというストーリーになっているのですね。
あらすじを読んでみると、私が昔読んだ童話とは多少違うようです。
青ひげは閉めきった7つの部屋を、奥さんのユディットに頼まれてしぶしぶ一緒に開けていくようです。
そしてやはり7番目の部屋に昔の奥さんたちがいるわけですね。
童話でも開けるなといいながら鍵を渡して出て行くわけですが、隠したいのか開けさせたいのかどっちなんだというところは同じです。
興味は湧きましたが、ホラーなものがだいたい苦手なのでちゃんと聴くのはなんか勇気が入ります。
しかしジャケはきれいなレコードでした。
ピエール・ブレーズ バルトーク:青ひげ公の城 25AC125