カセットテープが熱い!レコードに続いて復権の兆し!
Photo Original Update by stuart.childs
興味深い記事です。
"近年、カセットテープを見直す動きが出ています"
カセットテープが見直される時代が来るとは・・・・。
以前からカセットテープ専門のレーベルが出来たり、復権の兆しを思わせるニュースなどを目にしていて、
「マジか!?」
と思っていたのですが、こういった記事がSUUMO介護さんで掲載されている点が
「あぁ、ここまで来たか」
との感慨を抱かせます。
非常に面白いです。
記事では新作を敢えてカセットテープでリリースするバンドの事や、中古レコードと並んでレアアイテム/コレクターズアイテムとして、過去にリリースされた稀少盤の動向を伝えております。
現在でもニッチなニーズが有ることの証左にコンビニや100均ストア等でも新品を販売している所はよく目にします。
ただ、そういったものはノーマルテープばかりでして、現在はメタル/クロムテープ(懐かしい!)の新品未使用の物は結構なお値段でオークションで取引されていたりしますので、まさに「捨てないで!」といったところでしょうか。
使用済みのものでも一定の需要は有るようですので、メタルやクロムのものはぜひリユースの方向で活用していただければと思う次第でございます。
昔はレコードとカセットテープの二つのメディアで新作を発売するのは普通の事でしたので、町のレコード屋さんの
フロアにはレコードの陳列棚
壁沿いにはカセットの陳列棚
そういった光景を懐かしく思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
レコードのアルバムもカセットテープのアルバムもお値段は殆ど一緒だったのはご愛嬌です。
時々カセットテープまたはレコードのどちらか一方だけにボーナストラック等の特典が入っていたりしたのは非常に困らされました。
そういった悲喜こもごもをおりまぜながらも、それなりに当時はカセットテープの作品も売れていたはずなのですが、実は弊店では売却のご依頼を受ける際にはカセットテープのご依頼というものは殆ど無いのです。
逆に今や知る人ぞ知る存在になってしまったVHDのご依頼の方が多いくらいです。
特に深く考えていなかったのですが、よく考えるとこれって結構不思議だなぁ~なんて思ったりする訳です。
当時の流通量の比較までは調べていないのですが、それにしても売却のご依頼で、もう少しくらいカセットテープが含まれていてもいいんじゃないかと思うくらい殆どありません。
ただ、この記事の「捨てないで!」という題目を読んでみて合点がいったのは、やはりレコードを「捨てる」ことより、カセットテープの方が「捨てる」のに抵抗感が薄かった事に理由が有ったんでしょう。
物質として「大きい」レコードを捨てることより、圧倒的に「小さく」しかも安価で家庭用のカセットテープが販売されているのを日々家電店やスーパーで目にしていると、いくらレコードとカセットテープのアルバムがほぼ一緒の値段で販売されていたとしても、圧倒的に価値観としてはカセットテープの方が「捨てる」ことに関しての抵抗感は薄かったことでしょう。
それに中古レコード屋さん自体がカセットテープを一目下に見ていたことも否めない事実でしょうし、「中古カセット屋」というものを聞いたことが無いように、リユース出来るものとしての概念が希薄だったことが現存率の低さを生じさせたのではないでしょうか。
それでも、こういったワビサビをも感じさせるオールドメディアのリバイバルムーブメントは面白く、また興味深いものです。
過去は活躍し現在は不要とされていたものが、その価値を再度見出されそして評価されていく、ハリウッド映画にでもありそうな王道ストーリーが琴線に触れるのでしょうか。
何の変哲もない上掲のカセットテープの写真も、そういったストーリーを含めて改めて見てみると、何となく古武士を思わせる風格すら感じさせます。
弊店では今のところカセットテープの販売をしておりませんが、希少価値が有るものはオークションなどでも国内外問わず現在でも結構取引されているようです。
そういえば昔、海外から来た名うてのレコードディーラーさんにアイアン・メイデンの日本盤カセットテープを
逆に今や知る人ぞ知る存在になってしまったVHDのご依頼の方が多いくらいです。
特に深く考えていなかったのですが、よく考えるとこれって結構不思議だなぁ~なんて思ったりする訳です。
当時の流通量の比較までは調べていないのですが、それにしても売却のご依頼で、もう少しくらいカセットテープが含まれていてもいいんじゃないかと思うくらい殆どありません。
ただ、この記事の「捨てないで!」という題目を読んでみて合点がいったのは、やはりレコードを「捨てる」ことより、カセットテープの方が「捨てる」のに抵抗感が薄かった事に理由が有ったんでしょう。
物質として「大きい」レコードを捨てることより、圧倒的に「小さく」しかも安価で家庭用のカセットテープが販売されているのを日々家電店やスーパーで目にしていると、いくらレコードとカセットテープのアルバムがほぼ一緒の値段で販売されていたとしても、圧倒的に価値観としてはカセットテープの方が「捨てる」ことに関しての抵抗感は薄かったことでしょう。
それに中古レコード屋さん自体がカセットテープを一目下に見ていたことも否めない事実でしょうし、「中古カセット屋」というものを聞いたことが無いように、リユース出来るものとしての概念が希薄だったことが現存率の低さを生じさせたのではないでしょうか。
それでも、こういったワビサビをも感じさせるオールドメディアのリバイバルムーブメントは面白く、また興味深いものです。
過去は活躍し現在は不要とされていたものが、その価値を再度見出されそして評価されていく、ハリウッド映画にでもありそうな王道ストーリーが琴線に触れるのでしょうか。
何の変哲もない上掲のカセットテープの写真も、そういったストーリーを含めて改めて見てみると、何となく古武士を思わせる風格すら感じさせます。
弊店では今のところカセットテープの販売をしておりませんが、希少価値が有るものはオークションなどでも国内外問わず現在でも結構取引されているようです。
そういえば昔、海外から来た名うてのレコードディーラーさんにアイアン・メイデンの日本盤カセットテープを
「俺を信じてこれは買っとけ」
と口を酸っぱくして勧めても
「え~っ、コレを~?」
と買い渋っていたので強引に買わせた事が有ったのですが、今更ながら良いことをしたんだな~と、我が先見の明を自画自賛したいところであります。10年以上も前の話ですが。
果たして彼が無事に本国で売り捌けたかどうか、その後の連絡が無いので分かりません・・・。
果たして彼が無事に本国で売り捌けたかどうか、その後の連絡が無いので分かりません・・・。