ビル・クロウ / CROW, BILL - さよならバードランド / from birdland to broadway - TKJV-19053
アーティスト - ビル・クロウ / CROW, BILL
タイトル - さよならバードランド / from birdland to broadway
品番 - TKJV-19053
発売国 - 日本
ヴィーナス・ハイパー・マグナム・サウンド・LPコレクション、180グラム重量盤、ビル・クロウ・カルテット、カーメン・レギオ、ジョー・コーン、デヴィッド・ジョーンズ
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VENUS HYPER MAGNUM SOUND LP COLLECTION というシリーズで、リリースは1997年という比較的最近のレコードです。
ジャズファンの方にとっては有名なシリーズのようですね。
帯には180g重量盤という表記も有り、古いレコードみたいな分厚い盤です。
もともとCDで発売されていたものをレコードで再リリースしているみたいです。
こちらがライナー。
そこで 訳:村上春樹 というのを見つけてちょっとテンションが上がってしまいました。
新しいレコードならではですね。
村上さんが、ビル・クロウによるライナーの翻訳をしています。
翻訳家としてもジャズファンとしても有名な方ですから、さすが、と思ったんですが、そういえば村上さんの本でビル・クロウについて書いてあるのを読んだことがありました。
このライナーの隅っこにも載っていますが、ビル・クロウの著書である、まさにこのレコードと同じタイトルの 『From Birdland to Broadway』 を村上さんが翻訳し、1996年に 『さよならバードランド』 というタイトルで出版されているのですね。
因みに私が読んだというのはこの本ではなく、『雑文集』 という本で、彼の自宅を訪れた時のことなどが書かれていました。
ビル・クロウは1950年代から様々なレコーディングに参加し、活躍していたにも拘らず、一枚もリーダーアルバムを出していなかったそうです。
村上さんの本が出版されたことにより注目され、このアルバムを出すことに繋がった、というようなことが、『さよならバードランドII』 のほうのレコードのライナーに書かれていました。
色々なきっかけがあるものですね。