ワン・セント / ONE CENT - fear of time - UVK1
アーティスト - ワン・セント / ONE CENT
タイトル - fear of time
品番 - UVK1
発売国 - スウェーデン
fredrik akesson(g, talisman), stefan berggren(vo, snakes in paradise), bw/falling、北欧メタル
「ワン・セント」 を在庫から検索する
「UVK1」 を在庫から検索する
確認済みマトリックス番号
A面:UVK1A、B面:UVK1B
スウェーデン出身のメロディアス系ハードロックバンドが1989年に残した唯一の自主制作シングル
残念ながらバンドはこの1枚で解散してしまうが、メンバーは後に各方面で活躍していくことになる
中でもギターを担当しているFredrik Akessonが後に同じスウェーデンのTalismanに加入したことがマニアの注目に値するだろう
Talisman時代には主要メンバーの影に隠れて存在感が若干薄かったFredrikだが、このシングルでは伸び伸びとした耳を惹く流麗な演奏を奏でている
楽曲の完成度も非常に高く、メロディアス系のコレクターなら聴いて損は無い1枚だろう
それでは詳細をチェックしていきたい
【表ジャケ】
ギターはFredrik Akesson
キーボドはPeter Mikaelsson(同名異人の可能性あり)
ベースはRobert Stellmar
下部には曲のクレジット
キーボードとボーカルの共作
初期のTalismanやGlory、Alien辺りの爽やかな北欧AORハードの佳曲
ボーカルのStefanの声の伸びも素晴らしく、ギターのFredrikのツボを得たプレイも非常に素晴らしい
このシングルの彼のギターを聴くと何故彼がTalismanのギタリストに抜擢されたのか腑に落ちる
B面も同様のデザインだ
バンドのロゴ
回転数とスタジオ名
品番と収録分数
曲のクレジット
こちらはギターとボーカルの共作だ
方向性は同一だがこちらの方がA面より若干ヘヴィで様式美色が勝っている印象だ
こちらもボーカルのStefanの歌唱が素晴らしく、バンドのスケール感を彼が何倍にも増しており、後に各種バンドに引っ張りだこになるのが納得がいく
FredrikのプレイはA面よりこちらの方がやや長めに弾いている感じを受けるのだが、緩急のメリハリがしっかりした練られた構成であり違和感なく曲の中に収まっている
ギターのFredrik AkessonはTalismanへの参加で一躍その名を知られることになり、その後はOpethなど幾多のバンドで活躍している
ボーカルのStefan Berggrenは後にSnakes in Paradise等のバンドで活躍。Talismanのデモに何曲か参加していたのはFredrikとの人脈の繋がりの関係であろうか。その貴重な音源は未発表曲集で聴くことが出来る。
ベースのRobert StellmarはHuman Rage等で活動
そういった手練の元メンバー達の原点としても輝きを放つ好盤である
500枚限定リリースなので現物の入手は非常に困難であろうが、音源自体はYoutube等にて容易に聴ける