2002年1月30日 北欧レコード買付日誌(スウェーデン編)10 ~ レコードを日本に発送。ピザ屋の親父との別れ。
1月30日
なんだか結局、昨日はヨーロッパ北部は凄い嵐だったみたいで、ニュースで盛んにそのことを報道しておりました。
本日はうって変わって晴天に恵まれたので、P氏とレコード屋巡りでもしようかと思い、電話をしたのだが不在。
突然、昼間っから一緒に遊ぼうといっても無理な話しでしょう。
しょうがないので日本で我が無事をまっている(ハズの)家内に公衆電話から電話をする。
彼女はみやげの話しか話さなかった....。
さて、資金も底を尽きかけなのでブラブラと散策。
中央駅~ガラムスタン辺りをブラブラと行ったり来たり徘徊。
結構飽きないものだ。
途中で疲れたので、王宮東の波止場で昼食用に購入してあったパンを食べる。
鳥がたくさんいたので、パンくずをばらまいてあげた。
この波止場からもう少し南に下ったら学生時代(1992年頃)の貧乏旅行で北ヨーロッパを徘徊していた時に利用したユースホステルがある筈だが、記憶にある景色とは随分変わってしまったようだ。
当時も現在も貧乏旅行には変りないかと少々凹むが、今は貧乏宿ながらもホテルに宿泊出来ているだけでもマシだろうか。
午後は少し市街地東部を歩き回り、それからホテルに戻り、最後の荷物を梱包し郵便局まで何往復かして持ち込み、日本へ発送終了。
無事に日本に着いてくれよと祈りつつホテルへ戻る。
部屋中に置かれていたレコードがなくなり、ガラーンとした部屋の中で暫し佇むと、何とも言えない寂寥感に囚われてしまう。
早めの夕食に、いつものピザとビールを買いに行く。
ピザ屋のスーパーマリオを少し細くして人を良くしたような店主のおっちゃんともこれでお別れかと思うと感慨深い。
それにしても安くて美味しいピザだった!
10日間くらいならピザとビールだけ人間は充分生きていけるものだな等と考えながら就寝。
明日は飛行機の中だ。
↓波止場です。王宮の衛兵さん達が行進してました。
↓最後の夕飯です。殆ど毎日ピザとビールばかりでした。
・・・続く