イラストジャケと演歌定番のタイトル ~ 八代亜紀「夜更けの二人」、増位山太志郎「ヨコハマ恋物語」
こんにちは。スタッフの岩田です。
演歌・昭和歌謡の多い週でした。
多いというより、ほとんどがそうでした。
ある程度歌手の方は偏っていたのですが、地名が付くタイトルが多かったり、ジャケに海がよく写っていたりと、お決まりパターンも見えてきました。
そんな中で目を引いたのがこちら。
八代亜紀「夜更けの二人」
八代亜紀さん本人が描いた絵がジャケになっています。
若干、少女マンガの要素が入っているなと感じました。
タイトル通り、「二人」が描かれています。
こちらは女性の横顔が描かれた「いい顔になったね」
そして、こちらは「うれし泣き」
これはどう見ても、自画像です。
そして、「うれし泣き」のような表情もしています。
先の2点もそうですが、人物の心情が物凄く表れている絵だなと思いました。
微笑んだり、せつない表情だったり。
そして、サインが髪飾りだったり、ネックレスになっているのも素敵です。
こうして、本人が描いた絵がジャケになるのは、珍しい気がします。
題字は本人というのは、よくありそうですが。
才能があるのは、本当に羨ましいです。
特に自分に無いものだと余計です。
この3枚のB面は、新宿、北海と地名シリーズですね。
やはり演歌には、地名が付き物のようです。
自分の出身地が曲名に付いているものはまだ見たことがないのですが、探せばもしかしたら、あるのかもしれません。
大阪だと道頓堀、御堂筋、法善寺などが定番でしょうか。
あと、関西圏では神戸がよく使われていそうです。
横浜もそうですが、港町は曲になりやすいのかもしれませんね。
増位山太志郎「雪虫」のB面は「ヨコハマ恋物語」です。
余談ですが、何年か前の休憩中に 増位山太志郎のレコードが出てきたという話になったことがありました。
その話をしていたスタッフが、名前をうろ覚えで「ますいやまたろう」と言っていたのですが
私は増位山太志郎がお相撲さんだとは知らなかったので、「『山太郎』って変わった名前 ですよねぇ」と言って笑われたのを思い出しました。
昔はプロ野球選手などスポーツ選手がよくレコードを出していたようで、たまに見かけるとびっくりする時があります。
しかも所属チームに関する歌ではなく普通に演歌だったり、昭和歌謡だったりするので余計にびっくりします。
話は少し戻って、横浜がタイトルになると、「ヨコハマ」とカタカナ表記になることが多いように思います。
「ヨコハマ・たそがれ」、「ブルーライト・ヨコハマ」とヒット曲でもあります。
「コウベ」「オオサカ」「ハコダテ」は見た記憶が今の所ないです。
また同じジャンルのレコードが続いた時には、そのジャンルの定番も探してみようと思います。
八代亜紀 | うれし泣き
増位山太志郎 | 雪虫