道化師の涙の理由。 マリリオン「独り芝居の道化師」 のレコード
スタッフの河野です。
道化師のプライベートを垣間見てしまった! という感じです。
ジャケが気に入って撮影してみました。
見てはいけないところですね、これは。
人を笑わせるハズの道化師がこの表情。
苦悩に満ちてます・・・。
曲が書けないのか。
スランプなのか。
イメージが湧きやすくなるように衣装を身につけてみたのか。
今にも泣き出しそうになりながら、陽気な歌を作らなければならないのか。
・・・そういうストーリーを頭の中で勝手に膨らませて、勝手に切なくなりました。
しかし実際はどういう場面として描かれたものなのか。
何か気になってしまうんですよね。
邦題は 『独り芝居の道化師』、原題は 『Script For A Jester's Tear』。
あっ、そうか。
同名の曲が収録されているので、歌詞を読んでみればよかったですね。
なので早速歌詞を探して読みましたが、一発ですんなり理解できるものでもなかったです・・・。
しかし想像以上に悲しげです。
大失恋なのでしょうか。
私が勝手に膨らませたストーリーはどうやら的外れのようです。
因みに私、この ”Jester” という言葉を知らなかったのですが、中世ヨーロッパの宮廷道化師のことを指すみたいですね。
でもこの部屋を見る限り、中世ではないですね。
細かいとこばかりツッコんでスイマセン。
壁には見覚えのあるポスターが。
シングルのジャケの絵ですね。
マリリオン|he knows you know
マリリオン|market square heroes
今まで気づきませんでしたが、どちらも同じ道化師の帽子をかぶっているじゃないですか。
何か繋がりを持たせて描かれたのですかね?
同一人物だとしたらキャラが違い過ぎる気もします。
表ジャケの道化師の傍らには、ヴァイオリンのケースが有りました。
そしてその中にはメモが。
道化師の苦悩の表情についてのヒントが有るのでは?
普段作業中にはそんな細かいところ読もうなんて思いませんが、思わず目がいきました。
all my troubles seemed so far away ・・・
・・・ん?
now it looks as though they're here to stay ・・・
・・・ハッ!
・・・これは!!
ビートルズのイエスタデイじゃないですか。
つい最近も日記で話題に出したばかりですが。
驚きですね。
まさかこんな所で遭遇するとは。
こんなのを発見しちゃうと、ジャケの細かい部分も見逃したくなくなります。
色々と興味深いレコードです。
マリリオン | 独り芝居の道化師
ラベル: スタッフ河野