日本で流行る洋楽 ~ ブーツ・ウォーカー「ジェラルディン」、フェアリー・ダスト「誓いのフーガ」
こんにちは。スタッフの岩田です。
今年に入ってから、演歌や民謡、昭和歌謡のレコードをよく扱っていたのですが
TOSHIBA-EMIから発売されている演歌のレコードでは、このレーベルをよく見ました。
私の中で色合いから勝手に「メロンパンレーベル」と名付けました。
何となく去年からそれを思っていて、
何となく言いたくなったので、言ってみました。
演歌、昭和歌謡が続く中で、何枚が洋楽のレコードも出てきました。
洋楽のレコードが出てくること自体は普通のことなのですが
演歌等が続いていた時だったので、物珍しく感じてしまい写真にも撮っていました。
その中の一枚です。
ブーツ・ウォーカーの「ジェラルディン」
ジャケの雰囲気から、ハードロックかプログレ系をイメージしていたのですが
ジャンルはPOPでした。
"ブーツ・ウォーカー" 、"ジェラルディン" で検索すると、必ずと言っていい程出てくる文があります。
それは
「本国ではヒットせず、日本でだけでヒットした。」
という内容。
他の曲でも、年代問わず「本国ではなく、日本でヒットした」いったことは聞いたことがあるので、さほど珍しい現象ではないと思うのですが、本人はどう思っているのでしょうか。
ちょっと切なくもなります。
私が中学生の頃、スウェーデン出身の歌手Meja(メイヤ)が好きだったのですが、大学生になって授業の一環で観光地にいる外国人にインタビューをする課題をしていた時のことです。
たまたまインタビューした人がスウェーデン人で、その人が
「スウェーデンはABBAの出身地(国)よ」
と言ったので、
「ABBAはもちろん知ってます!他にもMejaも!」
と言ったら
「誰?」
と言われ、若干ショックだったことを思い出しました。
一応、Mejaは日本だけでなく、他の国でも人気はあったようです。
それにその人の音楽の好みもあるので、スウェーデンでも知らない人がいても当然なのですが
当時20歳やそこらの私はただただショックを受けたのでした。
もう一枚はこちら。
フェアリー・ダストの「誓いのフーガ」
邦題にフーガと付いている通り、バッハの「小フーガ ト短調 BWV578」をポップス化した曲とのこと。
そして、この曲もどうやら本国ではヒットせず、日本ではヒットしたようです。
この曲の原題は "twenty ten(2010)" で
「43年後の2010年はどうなっているのだろう(僕たちは一緒に歩いているのかな)」
と歌っているのです。
その2010年も早いもので、もう4年前です。
本当に年々、一年が過ぎるのが早く感じます。
そして、この土曜日からは2月になります!
早く感じる分、日々を無駄にせず過ごしていきたいなと、改めて思いました。
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