煙草ジャケのレコード4枚 ~ Marianne Faithfull 「Broken English」、Donald Fagen 「The Nightfly」 他
スタッフの河野です。
今日はお気に入りの煙草ジャケを集めてみました。
ホントに数えきれないぐらい有る煙草ジャケです。
煙草がメインなのも有れば、特に煙草が印象的でなくても、誰かがさりげなく手にしていたり。
それだけ昔の大人の必須アイテムということですね。
昔と言っても、これだけ世間が禁煙志向になったのは此処十年ぐらいですよね?
私が小・中学生頃の時の感覚では、大人の3分の2ぐらいは煙草を吸ってるんだろうと思っていました。
あくまでも私の個人的な感覚ですが。
現在の喫煙率は大体20%ぐらいだそうです。
確かに健康面ではあまり良くない煙草ですが、見るぶんには絵になるなぁと思うモノがいっぱい有ります。
レコードのジャケで見てもカッコイイんですよね。
ということで1枚目、Marianne Faithfull 「Broken English」
これはまず色がイイですね。
全体的にブルーな中に、ピンクの炎が浮かびます。
気怠い雰囲気。
煙草が似合い過ぎですよ。
もう生粋のロッカーのような風貌ですが、元々は清楚な見た目でアイドルとしてデビューしたんですよね。
そちらもスゴク可愛いくて素敵ですが。
色々経験して物凄い転身を遂げた訳ですね。
これだけ板についているのが凄いなぁと思います。
続いて2枚目、Donald Fagen 「The Nightfly」
渋いです。
まず、このレコード・プレーヤーとマイクを前にして喋るスタイルがカッコイイです。
しかし、この煙草が有る無しで絶対、かなり印象が違ってくるように思いますね。
煙草がかなり良い役割を果たしています。
これって50年代ぐらいのイメージですよね?
昔のDJはこういうスタイルが一般的だったんでしょうか。
以前、ドキュメンタリーのような物を見たことがあって、50年代のアメリカのアナウンサーだったと思うのですが、名前も忘れてしまいましたが・・・。
テレビで煙草を片手に原稿を読みあげている姿が印象に残っているのですよね。
昔はそうやってカッコよさも重視していた、みたいなことを聞きました。
カッコイイという理由で煙草が許される、今の感覚からすると信じられないことですが。
これはホントに、完璧!と感じるジャケのうちのひとつです。
続いて、煙草ジャケでブログを書くなら絶対入れたいなーと思っていたのがコチラなのですが。
ウエス・モンゴメリー | ア・デイ・イン・ザ・ライフ
Wes Montgomery 「A Day in the Life」 AMP-7032
最近、全然遭遇してないので、写真が撮れてません。
次いつ出会えるか分からないのに、ブログに載せる見通しが立ってから撮影しようとするからダメなんですよねー。
しかしこのジャケ、ただの吸い殻なのに、何でこんなにカッコイイんでしょうね。
普通に灰皿を覗きこんでも、そんな風には思えないのに。
最後にコチラ、Bryan Ferry 「Slave to Love」
コチラはちょっと変わり種、ですかね。
煙草から立ち昇る煙が女の人なんですが。
どう解釈すべきかと思って、煙草を手に物思いに耽っているのかな、と思ったんですよ。
女の人のことを思い出しているのだろうか?とか。
でも女の人の方が手を縛られていて、こっちが”奴隷”みたいになっちゃって。
歌の内容は、主人公は男性なのでは?と思ったのですが。
何か不思議なジャケです。
という感じで、煙草ジャケのレコードでした。
マリアンヌ・フェイスフル | ブロークン・イングリッシュ
ドナルド・フェイゲン | ナイトフライ
ブライアン・フェリー | slave to love