偶然知ったビックリな事と気になる邦題 ~ バンバン「『いちご白書』をもう一 度」、トミー・サンズ「金魚鉢の中の恋」
こんにちは。スタッフの岩田です。
最近、借りたDVDです。
「崖っぷちの男」と「ティファニーで朝食を」
ただ見たいという理由で借りたのですが、この2つには思わぬ共通点が。
それは劇中にシンシン(Sing sing)刑務所が出てくるということです。
実在する刑務所のようですが、日本でいう網走刑務所みたいに有名な所なのでしょうか?
偶然とはいえ、同じ時に借りたとは自分でもビックリです。
レコードはこちら。
シンシンではなくバンバンの「いちご白書をもう一度」
Ban banではなく、Bang bang。
この語尾の-n と -ng の違い。日本語では両方共「ン」と文字では表すため、発音したり聞き分けたりするのは難しいようです。
学生時代、この発音に苦労しました。未だに聞き分けるのは苦手です。
ちなみに sing は歌うですが、sinは罪という意味になります。
bangはバタンと音を鳴らす等の意味で、banは禁止という意味に。
発音1つで全く違う意味になりますね。
この「いちご白書」は1970年に公開された映画のタイトル。
この時代の映画を見たい欲があるので、次に借りる候補にします。
そして、バンバンに関して個人的にビックリしたことが1つ。
バンバンのメンバーは、ばんばひろふみさんと高山厳さん。
「心凍らせて」の高山厳さんなのですね!
子供の頃、CD売上のカウントダウン番組をよく見ていたのですが、90年代はよく演歌も上位の方に入っていたこともあり、毎週番組を見ているとどの曲もサビの部分は覚えるのですが、この「心凍らせて」がその中の1つだったのです。
今はソロで活躍されている方が、グループだった時のレコードを見たりしてビックリすることはよくありますが、その中でも今回は、衝撃度はかなり上でした。
初めの方で英語の発音にちょっと触れたので、次は和訳が気になったレコードを。
Robert Johnson "King of the Delta blues singers"
ジャケのこの雰囲気の絵も好きなのですが、この中の1曲に気になる訳が。
原題は"come on in my kitchen"、邦題は「台所に入ってきなよ」
確かに間違いではないですし、このレコードが発売された時を考えればおかしくはないのですが・・・
今だと「キッチンにおいでよ」といった感じでしょうか。
「台所」だと外国のキッチンではなく、味噌汁を作っているお母さんが浮かびます。
他にはこちら。トミー・サンズ「金魚鉢の中の恋」
原題は"Love in a goldfish bowl" なので、直訳した形ですね。
歌詞を読んだわけではないので、どんな内容の歌なのかはわかりませんが、B面の「アイ・ラヴ・マイ・ベイビー」のようにそのままカタカナにするだけでも良かったような気もします。
それにしても「金魚鉢の中の恋」とは一体どんな恋なのか?気になる曲です。
あと有名どころでいえば、"Washington square" の「ワシントン広場の夜は更けて」でしょうか?
違うレコードで「出ました、夜は更けてシリーズ」的なことを書かれていた物があって、勝手にシリーズ化されてる、と思ったことがあります。
アーティストの既についてしまったイメージや売り出す戦略の為にわざと付け足すこともあるとは思いますが、こういう原題と邦題の違いやズレというのは、冷静になってみると面白いですものもありますね。
曲だけでなく映画でもよくあります。
自分の英語の勉強がてら、良い訳(邦題)を勝手に考えるのも楽しいかもしれませんね。
バン・バン いちご白書をもう一度 SOLB-289
トミー・サンズ 金魚鉢の中の恋 7P-227