ダブル・トラブル / DOUBLE TROUBLE - ung karlek - TRIX025
アーティスト - ダブル・トラブル / DOUBLE TROUBLE
タイトル - ung karlek
品番 - TRIX025
発売国 - スウェーデン
bw/goodbye girl、北欧メタル
「ダブル・トラブル」 を在庫から検索する
「TRIX025」 を在庫から検索する
確認済みマトリックス番号
A面:PS/LR TRIX-025-A 83-04-29-GP1、B面:PS/LR TRIX-025-B 83-04-29-GP1
北欧はスウェーデン出身のポップロックバンドが1983年にリリースしたデビューシングル
このバンドのことをご存じの方は相当の北欧メタルマニアだ
一見してごく普通のポップバンドそのままのルックスで並んでいるメンバーだが、彼等は程なくしてハード路線に転向、バンド名をBai Bangと改称し新たなデビューを飾るのである
Bai Bangといえば今は亡きZero Corporationの創設期にここ日本でもアルバムをリリースしていたことを覚えておられるマニアも多くいることであろう
このDouble TroubleはBai Bangの前身バンドということになる
その内容はキャッチーなポップ・ロックであるが、ギターソロや演奏の熱さ、そしてメロディの構成などを聴く限り既に彼等が今後歩んでいく路線への萌芽を感じられる内容になっている
それでは詳細をチェックしていきたい
【表ジャケ】
モノクロのメンバー写真
左上にはバンドのロゴ
中央部にはメンバー
テーブルの上にはクリームソーダであろうか
下部には曲のタイトル
【裏ジャケ】
表ジャケに準じたデザインとなっている
右上にはレーベルのロゴと品番
中央部にはメンバーのクレジットと録音情報
プロデュースはミュージシャン/プロデューサとして自身も作品をリリースしているJonas Warnebringが担当している
メンバーが居なくなった裏ジャケ。倒れたグラスと飲みかけのクリームソーダが物悲しい
印刷会社のロゴ
【レーベル面】
Rixiレーベルの一般的なラベルだ
上部にはレーベルのロゴ
左側には回転数、ステレオ表記、権利の表記
右側には品番
下部には曲のクレジット。Google翻訳によると「Young Love」という意味らしい
プロデューサーであるJonas Warnerbringのペンによる楽曲だ
出だしはNew Wave調のまったりとした何の変哲もないポップ・ロックなのだが、途中で入るギターソロが長めで構成もよく練られておりギタリストのプレイへの意気込みがヒシヒシと伝わってくる
バンドのプレイ自体もギターソロで勢いを得たのか以降は激しさも増し熱を帯びてくる
全体的にバッキングはキーボードの音が主体でギターのリフは控え気味であるが、ギターソロ前後からのバンドの盛り上がり具合がプロデューサの意図を超えて(?)ポップバンドの枠を踏み出してしまっている
権利関係の文言を拡大しておく
B面も同様のデザインだ
レーベルのロゴ
諸表記
品番
曲のクレジット。
こちらはバンドのボーカルとギターの共作になる
ややアップテンポでキャッチーなノリの良いポップ・ロックだ。
後年の彼等の音楽性に通じる部分があるが、やはりこちらのほうがキャッチーさが目立つ
バッキングはA面よりギターの音量が微増され適度なギターソロも挿入されているが、やはり全体的にキーボードの音量が勝っていてライトな音作りになっている
権利関係の文言
バンドはこの後、数枚のシングルをリリース。そしてフルアルバムをリリースする直前にBai Bangと改名しハード路線へと転向する
現在も活動をしており詳細は彼等のHPにて確認できる
専門ジャンル外は一切拒絶するマニアも多いことと思われるが、メロディアスな音楽が好きであればポップロックの好盤として聴かず嫌いは勿体無い内容であるので、ぜひ機会があればDouble Trouble時代もチェックしていただきたい