フリーウェイ / FREEWAY - looking for a way - HEJS-011
アーティスト - フリーウェイ / FREEWAY
タイトル - looking for a way
品番 - HEJS-011
発売国 - スウェーデン
bw/soul on fire、北欧メタル
「フリーウェイ」 を在庫から検索する
「HEJS-011」 を在庫から検索する
スウェーデン出身、デビューシングル
1985年という北欧メタル隆盛期にリリースされた作品にも関わらずそういった要素は皆無だ
ただひたすらブリティッシュなハードロック・・・と言うよりも殆どStatus Quoと言ってもよいほど彼等の影響を臆面もなく全面に出しているバンドなのである
当時の北欧メタルシーンにおいても相当異端な存在であったに違い無い興味深いバンドだ
その露骨な模倣ぶりからB級バンドのそしりは免れないであろうが、その楽曲は単なるモノマネ/コピーバンドの枠に収まらない出来映えを誇るという事を彼等の名誉の為にもここに記しておきたい
それでは詳細をチェックしていきたい
【表ジャケ】
モノクロのメンバーの整列写真が大きく掲載されている
バンドのロゴ
各々の担当楽器を持っての撮影だ
下部には曲名
【裏ジャケ】
裏ジャケには各種情報が記載されている
左上にはバンドのロゴとメンバーのクレジット
誰がメインボーカルか判然としないが3名がボーカルを担当しているツインギター編成の4人組だ
ギター件ボーカルのRoger Heljが両曲とも作曲に関わっているので、恐らく彼が中核メンバーなのであろう
レコーディングはStudio Kulingにて1985年の5月11-12日に行われたらしい
プロデュースはバンド自体で行っている
エンジニアはJonas Kuling。同じくスウェーデンのLove Childのデビューアルバム等をプロデュースしている人物と同一人物であろう
ジャケの写真はKent Lindstrom
そしてサンクスリストと下部には電話番号だろうか
左下にレーベルの記載
所在地のOsmundgatan 2 703 58 Orebro近辺の地図を掲載しておく
【レーベル面】
Aktiv Musikの一般的な黒ラベル
上部にはレーベル名
左側にはステレオ、回転数、権利関係の表記
右側には品番
下部には曲名
ギター2人による共作だ
ノリの良いブギー調のリズムで一気に聴かせてしまうアップテンポの楽曲だ
ボーカルラインもキャッチーで非常に聴き心地が良く、曲の3分間があっというまに過ぎてしまう
ツインボーカル的にハモるバックボーカルも曲の勢いを増すことに一役買っている
Ramones辺りのパンク好きにもアピールする部分があるだろう
B面も同デザインだ
レーベル名
諸表記
品番
下部には曲のクレジット
こちらもノリのあるブギー調のリフが聴く側の耳を捉えるミッドテンポの佳曲だ
全くもってStatus Quoの雰囲気が凄まじいのだが、リフを詰め込み過ぎず適度な空気感の有る中間部を設けるなど楽曲の構成を練った痕跡を感じられ、単にストレートにブギーを奏でているだけでは無い所も聴きどころだ
バンドはこのシングルのみで消滅してしまう
中核メンバーのRoger Heljはこの後Status Quoのカバーバンドを結成しライブ活動などを行っている模様
相当Status Quoに入れ込んでいる様子からこのバンドの音楽性もRoger Heljの主導によるものであったのだろう
北欧メタルの流行に流されずひたすら自分の好きな音楽を追求している姿は微笑ましい
Status Quo愛に満ち溢れた好盤だ。アルバムをリリースしなかったのが惜しまれる