ブラック・エンジェルス / BLACK ANGELS - destroy - ANGELS0001
アーティスト - ブラック・エンジェルス / BLACK ANGELS
タイトル - destroy
品番 - ANGELS0001
発売国 - ノルウェイ
bw/wild n hot、北欧メタル
「ブラック・エンジェルス」 を在庫から検索する
「ANGELS0001」 を在庫から検索する
確認済みマトリックス番号
A面:ANGELS 0001 A 1P85 H2、B面:ANGELS 0001 B 1P85 H
ノルウェイ出身のメタルバンドが1985年にリリースしたデビューシングル
ジャケは後にヘア・メタルと呼ばれたL.A.界隈のアメリカンHRバンドに影響を受けているように見えるのだが、中身はMotorheadやSaxonに影響を受けたバイカー系の埃っぽいメタルを演奏している
北欧メタルの中でもノルウェイのバンドは数も少なく、リリースしていた音源も自主制作盤や小規模レーベルからのリリースが多いので今ひとつ当時の実情が掴み辛いのだが、このバンドは他の北欧諸国の多くのバンドと違い非常に男臭いメタルを信条としているのが興味深い
マニア各諸氏からのWant Listに頻繁に名前の載るバンドで、リリースした作品も全て程々にプレミアが付いているのだが、いざ入荷して売り出すと何故か全然売れないという弊店泣かせの不思議なシングルだ。入荷予定は当分無い
それでは詳細をチェックしていきたい
【表ジャケ】
バイクか車のヘッドライトの前でメンバーがポーズをとっている
上部にはバンドのロゴ。シンプルなものだ
仕切り線はノルウェイの山並みを想起させるギザギザとしたものだ
メンバーのアップ。容姿はさておきこういった髪型や服装等は当該ジャンルのリスナー以外には好き嫌いが分かれる所であろう
彼等の演奏している方向性とはやや異なった俗に言うヘア・メタル的な姿である
下部には曲のタイトル。ここも仕切り線は山脈を意識したものであろうか
【裏ジャケ】
中央に天使?悪魔?のシルエットを型どったものだ。四隅にはメンバーの写真が掲載されている
ベースのRozz Thunder
ドラムのRhandy Child
ボーカルのChris Pearl
ギターのEric Axeman
シルエット上部にはレコーディングに関するクレジット
カバーのデザインはJan E. Lovbak
プロデュースはJan E. LovbakとOystein Nysaeter (リンク先は同名異人の可能性あり)の2人
レコーディングはLovbak lydstudio
スタジオの有るHjellumは以下の地図を参照されたい
ファンレターの送り先はPosboks 27 2435 Braskereidfossとあるので恐らく私書箱かと思われるが参考のため以下に周辺地図を掲載する
その下にはサンクスリスト
左下には品番
【レーベル面】
A面は大きく天使?をあしらったイラストだ
左上には大きくAngel
右上にはRecordsの記載
拡大してみると中々凝ったイラストになっている
A面に収録されているのはバイクのエンジン音から始まるアップテンポの典型的なバイカーメタルだ
こちらの楽曲はボーカルの歌い回しや声質からMotorheadを強く想起させる
北欧メタルのメロディアスさや透明感を求める向きには全く方向性が違うが、男臭い力強さを感じさせる作風は正統派メタルのファンなら充分楽しめるだろう
ギターソロも正統派メタルのそれで構成も練られている
B面
上部には曲のタイトル
左側には権利関連の文言
右側には品番
下部にはバンド名
B面はミッドテンポでNWOBHM直系の楽曲を聞くことが出来る。ボーカルが歌いなぐっているのでA面と同じく北欧的メロディアスさは皆無だがリフでグイグイ引っ張っていく展開は心惹かれるリスナーも多いことだと思う。男臭いメタルだ
バンドはこのシングルをリリースした翌年に元TNTのDag Ingebrigtsenのプロデュースでミニアルバムをリリース
Facebookを見るに現在でも活動は続けているらしい
ミニアルバム作成時の写真もFacebookに多く掲載されているのでチェックしていただきたい