レコードのジャケットから見るメイクの歴史~流行は繰り返される?
こんにちは。スタッフの岩田です。
データ入力中や清掃中に、ジャケを見るのが楽しみの1つでもあります。
特にその当時の流行がわかるのが面白いのです。
ファッションの流れは時代にあわせて変化はしつつも、だいたい20年周期で似たような物が流行っているように思います。
私が中学生~高校生に(90年代)には、ブーツカットのパンツがよく出回っていたのですが、20年前の70年代には、ラッパズボンやパンタロンという名前で同じような型の物が流行っていたようです。
そして最近見つけた物で、ちょっとビックリした物がありました。
それはこちらです。
洋服ではなくて、メイクに注目です。
眉毛が細いのです。
昔はあまりいじらず、自然なままという勝手なイメージがあったのですが、この頃(60年代後期~70年代)にも細眉があったのですね。
90年代は安室奈美恵さんの影響で細眉全盛期でした。
今は、ナチュラルな太眉というのが流行りのようで、80年代のような濃く太いまゆではなく、薄めで太いのが今風らしいです。
細眉全盛期を過ごし、週1ペースで眉毛を剃ったり抜いていたせいで、今に合わせて生やそうとしても、中々キレイに生えないという、私と同じようなアラサー女性は多いと思います。
他のジャケと見比べてみると、この当時は全員が細眉というわけではなさそうです。
細い眉毛は、奥村チヨさんや辺見マリさんのように、色っぽい歌を歌う方が細眉だったようですね。
こちらの辺見マリさん。
まつげのインパクトが大きいですが、眉を見てみると細めのアーチ型。
90年代に流行ったのと同じような形です。
こちらはいしだあゆみさん。
整えていても、細くはしていません。
そういえば、90年代もミニスカートやヘソ出しルックが流行っていました・・・。
細い眉はセクシーさを醸し出すのかもしれませんね。
男性歌手の場合はメイクではく、髪型がその時代時代の流行りを表しているように思います。
きっちりと七三分けだったり、長髪だったり、立てていたり。
私は普段ファッション雑誌を読むことはなく、流行にも疎い方なのですが、こうして昔と今のファッションを比べてみると、似たような部分があったり、正反対だったりと色んなことが発見できて楽しいですね。
今回は日本のファッションでしたが、次は外国のファッションにも注目してみたいです。
奥村チヨ | 中途半端はやめて
辺見マリ | めまい
いしだあゆみ | ブルー・ライト・ヨコハマ