お客様のご感想 2013/2/4 ~ レコードとラジオとサンデーソングブック
お忙しいところ、恐縮です。
全く、お取り扱い商品への問い合わせではなく、但単に、個人的な感想を述べさせて頂こうと思いました次第で、もし他に緊急な御対応を要するお客様、ユーザーの方々からのお便り、ご質問、お問い合わせ、メール等がございますようでしたら、先ず、そちらを最優先にして頂きますよう、お願い申し上げます。
さて、上記のことを御理解頂きました上で、御社の新デザインによりますホームページに関し、独断と偏見を多々含みます、全く私的な意見を述べさせて頂く事をお許し頂きたく存じます。
率直に申し上げて、これ、大変気に入っております。
やはり、僕のような、機械音痴にとりましては、昔の(いえ、「いつもの」「従来の」「既存の」でしょうか)中古レコードショップの実店舗に足を踏み入れ、ちょっと薄暗いような、どこか埃っぽい(失敬、どこのお店もそうだとは申しません、僕が以前お邪魔させて頂いていたような、間口一間程の極小店舗の事を指しておりますので、御了承下さい。)中で、一枚、一枚、お目当てのレコードを「ジャケット」を頼りに繰りながら、隣に立った「その道の玄人、通の方」が器用に片手で手前のレコード盤の上端の中程を指で「さっと」3分の2位垂直に陳列棚から摘まみ上げ、ジャケットの状態とコード番号や帯情報などを瞬時に確認しながら、また元に戻しつつ、もう片方の手で、その次のレコードをチェックして行ってらっしゃるのを、横目でちらりっと見ながら、『どうしてあんなにすばやく見れるのだ? あれでちゃんと見て、判っているのだろうか』と、訝しげに思いつつ、自分には到底できない技だと感心しながら、いや、僕は僕だ、きちんと、丁寧に、自分の感性を信じて、見て行くのだと変に一途な思いで、手に取り、心に映るもの、何か、何故だか解らないけれど、ピンと来るものを探していた、あの頃を思い出しました。
毎回の新入荷盤をメルマガでお知らせ頂いて、嬉々として、『あれだ!』と見つけ、御社のHPに参りまして、トップページに色も鮮やかに、整然と並べられたジャケットに心を踊らせつつ、すぐに見つけることができ、クリック一つでその詳細が確認できるページに即刻連れて行ってくれて、もうそこにはその作品の世界、お気に入りのあのナンバーが頭の中で鳴りながら、広がっている。
そんな、素晴らしい気分を味あわせて頂きました。
ありがとうございます。
こんな変な奴でございますが、どうぞ今後共末永く御付き合いさせて頂きたく思います昨今です。
取り留めも無いことを、つらつらと皆様の御迷惑を顧みず、書き連ねてしまいました。
失礼を心よりお詫び申し上げます。 何卒お許し下さいませ。
最後にもう一つだけ。
以前のメルマガで、御社店舗内でかけておいでのラジオがFM COCOLOにお変わりになって、皆様の音楽感性に合っているのでは、とおっしゃっておられましたが、実は僕も大のFM-COCOLOファンなのです。
とにかく「オーバー40のためのラジオ局」と謡っていらっしゃるのが心強い(洒落ではなく)ですね。
選曲がもう「痒い所に手が届く」と申しますか、時々、『おおっー、懐かしい!』と、心の中、否、声に出して、言ってしまうこと多々有りです。
以上、長々と失礼致しました。 本日はこの辺で、皆様のお手をお仕事へと、お返しさせて頂きます。
最後までお目をお通し下さいまして誠にありがとうございました。
数々の勝手な意見等、何卒お許し下さいませ。
乱文、稚文、失礼致します。 敬具。
すみません、追伸です。
再度、お騒がせ致しまして、申し訳ございません。
先般のメール内で、『ラジオ局は FM-COCOLOさんのヘビーリスナーです』と申し上げましたが、週に一度だけ、これだけは申し訳ないが外せない、という番組がございまして、その番組だけは、心を鬼にして、他局へチューナーのダイヤルを変更させて頂いております。
その番組とは、毎週日曜日午後2時からの55分間に渡って、先頃放送開始から20周年を迎えられた、東京FM制作の全国ネット番組「山下達郎のサンデーソングブック」でございます。
ご存知のこととは思いますが、この番組はJFN(Japan FM Network)全国38局フルネット放送にて行われおりまして、一昨年の「東日本大震災」時の唯一1回のみ休止されただけで、ずっと放送され続けておられる、山下氏のライフワーク的な番組であるだけではなく、今現在、恐らくは民放ラジオ各局の中で唯一残る、所謂「オールディーズ」ナンバー専門のラジオ番組で、その点で、氏が番組を通して求め、目指し、追求し、リスナーの方々に訴え、共有するところが、御社と同じ琴線に触れるところが大きいのではないかとの勝手ではございますが、認識を持っているものでございます。
また、リクエストやお便りには、メールではなく、未だに、>葉書のみで対応なさっていらっしゃったり、1950年代から70年、80年代くらいまでの主に洋楽のポップス、ロック、ファンク、ブルースのみを毎回取り上げ、邦楽は氏が気が向いた時、何らかの主旨に従って企画、計画、募集された「特集」の回のみという、大変にこだわりのある番組で、山下氏の個性、感性、思いが色濃く反映された、FM東京が全国に誇ります看板番組なのでございます。
因に、山下氏は知る人ぞ知る、大の、否、超が付く程の、レコードコレクターでいらっしゃって(ご存知のことと思いますが、確か、雑誌「レコードコレクター」にコラム欄を持っていらしたとも記憶しております。)氏曰く、当該番組の「レギュラーコーナー」とおっしゃって定期的に放送していらっしゃるのが「山下家のレコード棚からアトランダムに取り出して、リスナーの方々に御聴き頂く、『棚から一掴み』」でして、先週などは、昨年行っていらした、米国、ニューヨーク、フィラデルフィア、ロードアイランド諸州の各地の中古レコードショップより購入された300枚(!)ものレコードの中から、特にお気に入りのナンバーをオンエアして、リスナーの僕等に聴かせて頂く特集を放送なさっていらっしゃいました。
また、どなたか有名なミュージシャンの方が亡くなられると、その方の追悼特集番組を急遽放送なさったりと、大変にきめの細かい、リスナーの側に立った番組内容と取っていらっしゃいます。
しかも、放送でオンエアされる楽曲は山下氏の個人スタジオで、様々な機材を駆使し、氏自らミックスダウン、デジタル補正を行い、極普通の、一般のラジオで聴視する際に、最高・最良の音圧、音質に編集加工を行った上で始めて放送されるという念の入れようです。
曰く、『最高の選曲と、最高の音質でお届けしております』というのが番組のキャッチフレーズとなっていることでも、御理解頂けるのではないでしょうか。
もし、万一、未聴視でいらっしゃいましたら、是非一度、ダイヤルをこの時間だけ変更して頂き、御聴き頂ければ大幸に存じます次第でございます。
申し訳ございません。 追伸とは名ばかりで、こんなにも長文となってしまいました。 重ね重ね、お詫び申し上げます。
どうぞご容赦願いますよう。 乱文失礼致しました。
兵庫県、N様
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