「私は神経質よ」だったら、上手く出来た和菓子 ~ 和菓子体験、オデット・ロール「私は神経質よ」
こんにちは。スタッフの岩田です。
先週末、友達と一緒に京都で和菓子製作体験をしてきました!
2種類の上生菓子を作ったのですが、形を整えるのが、とても難しかったです。
職人さんは何年も修行をして、技を修得するので 初心者の私が上手くできるはずはないのですが 元来の不器用さを、惜しみなく発揮してしまいました。
こちらがその作ったお菓子の写真です。
説明するまでもありませんが、上が職人さんが作った見本です。
左側の水色のお菓子は朝顔、右側の淡いピンクのお菓子は撫子を表しています。
比べてはいけません。決して比べるものではありません。
作ったお菓子はその場で食べることができたのですが 半分に割ってあんこの位置を確認してみたところ 結構良い位置におさまったのではないかと、自画自賛しておきます。
京都には和菓子体験ができるお店が何店舗かあるそうで、一緒に行った友達は、先月別のお店でも体験をしたそうです。
出来具合に関係なく楽しかったので、また行ってみたいです。
私は大雑把な性格なのでこういう時、パパッとしてしまうのですが 几帳面な性格の方は、綺麗に形を作るのだろうなと思いました。
そして、こちらは「私は神経質よ」という邦題が付いた曲が入っているレコード「シャンソンの花束 その二」です。
オデット・ロール(Odette Laure)の歌う、"je suis nerveuse" が「私は神経質よ」です。
je suis nerveuse" を英語にすると"I am nervous" となるそうなので
この邦題は、そのまま訳した「私は神経質よ」を付けたようです。
それにしても、印象に残るタイトルです。
なんとなくですが、古い曲は直訳が多いような気がします。
そして、このレコードの下の方に価格が書いていたのですが
「定価 ¥700.00」と今ではほとんど見かけない表記の仕方でした。
見慣れない表記なので、最初に見た時に一瞬、「高い!」と思ってしまいました。
「何円何銭」が使われていた時代の名残りでしょうか?
ちなみに通貨としての「銭」は1953年に廃止されたそうです。
古いレコードの場合、こういうちょっとした「歴史」を発見するのも面白いです。
伝統の和菓子と「銭」 の表記、数日の間にそれぞれ違った「歴史」を感じることができました。
V/A | シャンソンの花束・その二