雨の日に聴きたくなるレコード ~ 雨も心地良くなる歌
スタッフの河野です。
夏が待ち遠しくなるような雰囲気のジャケです。
夏、外に出ると、ふとした瞬間に夏休みの雰囲気を感じて、懐かしい感覚だと思うことがよく有り、それはおそらく小・中学生だった頃の、何も考えず気楽に遊んでいた頃の記憶なので心地良く感じるだけだろうと思いますが、そういう夏の瞬間が良いです。
しかし、最近の夏は猛暑日や熱中症等、楽しんでばかりはいられない感じですが。
そして、いくら待ち遠しいとは言っても、やはり暑さが一足早くやって来ただけでは、まだまだ気分が追いつかずむしろ、まだ暑くならないで、と思います。
季節はそれぞれ良いタイミングで入れ替わっていって欲しいです。
そしてそんな夏の話をする前に、最近の大阪は梅雨らしく雨の天気が増えてきました。
ウェザー・リポートのジャケから始めた今回は、「雨」に関する曲を2曲。
まずはコチラです。
コチラは数週間前に有ったレコードで、またしてもオードリー・ヘップバーンのジャケが可愛くて、撮影はしたのですが、つい最近も 『マイ・フェア・レディ』 について書いたばっかりだしなぁ、と思い、保留にしていた写真です。
以前の記事はコチラ
登場する機会が有って、ヨカッタ、ヨカッタ。
ジャケも一瞬で気に入りましたが、さらに気になる内容。
オスカー・ピーターソンによるジャズアレンジされた 『マイ・フェア・レディ』 の曲達です。
これは聴いてみたくて仕方なかったんですが、このレコードは試聴しておらず、内容は分からずじまいだった訳です。
それを思い出し、You Tubeで聴いてみました。
そこで聴いたのが 『スペインの雨/The Rain in Spain』 です。
ストーリーの中では、訛りを克服する指導を受けているイライザが、ようやく綺麗な発音で The rain in Spain から始まる文章を喋り出し、皆、一気にテンションが上がる場面です。
そして、アレンジされた方のこの曲もかなり楽しい感じになっていました。
ノリノリです。
これはこのアルバム全曲聴きたい!
そのうち絶対購入して聴きます。
ところで、この録音は1958年だそうです。
そして、「オスカー・ピーターソン マイ・フェア・レディ」 で検索したところ、このジャケではないレコードが沢山出てきました。
舞台でイライザを演じたジュリー・アンドリュースでもなく、綺麗なお姉さんが写っていました。
と思ったら画像が有りました。
オスカー・ピーターソン|マイ・フェア・レディ
そう、そう、コレです。
こっちも綺麗ですねー。
なのでこちらがまず最初にリリースされたものなんでしょうね。
映画化は1964年なので、オードリー・ヘップバーンのジャケはそれ以降ということになりますね。
そして、その You Tube でスペインの雨を聴いていたら、オススメの候補にオスカー・ピーターソンによる 『Singin' in the Rain』 が!
去年初めて、映画 『雨に唄えば/Singin' in the Rain』 を観たばかりですが、私はもう大ファンとなっています。
土砂降りの中、ジーン・ケリーがスーツと革靴でバッシャバッシャ踊っている姿を思い出すと、 『Singin' in the Rain』 を聴けば、雨も楽しくなる気がします。
しかし、オスカー・ピーターソンの方も原曲に負けず軽快で、こちらも聴いていてすごく楽しいですね。
テンポが速くて、自然と身体も動いてしまうような感じです。
ジーン・ケリー|singin' in the rain again
そういう時は逆に雨や湿気が音楽を盛り上げる要素になって、雨を憂鬱に思う気持ちもマシになって良い感じです。
ウェザー・リポート|スポーティン・ライフ
オスカー・ピーターソン|マイ・フェア・レディー