映画 『2001年宇宙の旅』 のオリジナル・サウンドトラック・レコード
スタッフの河野です。
最近、ちょっと映画ネタが多いですが、今日はコチラのレコードです。
ジャケはイラストになっていますね。
映画 『2001年宇宙の旅』。
Googleで、「200」 と入力した時点で検索候補の一番上に出てきました。さすがです。
私は大学生の時に初めて観ましたが、印象は強烈でした。
その時は、綺麗な映像と色にかなり魅かれました。
宇宙の黒、もしくは宇宙船の白を背景に、鮮やかな赤、青、黄色、なんかが入ってくるその色使いが物凄く気に入ってました。
約40年前の映画なのに古さを感じさせないですね。
しかし、あらすじに関しては何も知識のない状態で観たのですが、理解するのに苦労しました。
疑問点が次から次へと湧いて、頭に?が浮かびまくりつつ、アレコレ考えながら観ました。
あまりに説明が多すぎるのも面白くないので、こういうのは好きですが、しかし結局、自力では分からず、その後DVDの特典映像を観て、あぁ、それはそういうことだったの、と、答えを聞いて納得しました。
それ以来観てなかったのですが、このレコードを発見したのを機に、数年振りにこの映画を観てみました。
するとですね、以前観たときとは大分違う感覚で観れました。
あらすじが頭に入った状態だからだとは思いますが、もっと複雑で、長ーいストーリーなイメージを持っていたのですが、意外と簡潔に感じ、あれ、もう終わりか、と思うぐらいでした。
面白くて、以前よりも真剣に見入っていたように思います。
最初観たときにもっと注意深く見ていれば、答え聞かなくても理解できたんじゃないか、と思うところがまぁまぁ有りました。
ちょっと大学生の頃の自分の理解力にガッカリです。
そういえば、思い出しました。
この映画を観た後、あの有名な冒頭で流れる曲、リヒャルト・シュトラウスの 『ツァラトゥストラはかく語りき』 をiPodに入れて聴いていた時期が有りました。
なんて単純な!影響受け過ぎです。
でも劇中で聴いたのがカッコよくて、感動的だったんです。
それと他に、物語序盤の、月へと向かうシーン。
ヨハン・シュトラウスの 『美しく青きドナウ』 が流れる中、宇宙の映像や、宇宙船内部の様子や、その宇宙船の機器の動作とか、全てがゆーったりと動いていく感じ、そのあたりの映像、ものすごく癒し効果が有るんじゃないかと思ったんですが、どうでしょう。
私、延々と観ていられそうです。
宇宙船の内装というか、かなり居心地良さそうです。
宇宙や無重力のフワフワ感に、この曲が合う!と発見した監督は凄いですね。
本当にピッタリです。
その他の曲もすべて既存のクラシックの曲で賄ってしまった、というのも凄いですよね。
だからといって違和感が有る訳でもなく、どれもそのシーンの為に作られたかのように自然に流れています。
サウンドトラック | 2001年宇宙の旅
こちらはLDの画像
品番:FY072-35MG
品番:NJL-50002
品番:FY072-35MG
品番:PCLM-20001
品番:PCLM-00022