Edhels 「Oriental Christmas」 謎の多いレコードジャケ
スタッフの河野です。
このレコード、クリスマスまで置いておきたい気もしましたが、気になり過ぎて10ヵ月も我慢出来ないので早速載せてみました。
さて、『Oriental Christmas』 という名のこのアルバム。
日本をイメージしていますか、これ?
白塗りの舞妓さん風?人物に着物らしき服装、手には番傘・・・。
左端の象のテーブルと、床に敷いたカーペットは違うんだけどな。
”オリエンタル”なんて括りが広い気もしますが、日本色が強いですね。
八割方日本ですね。
いや、裏ジャケを見てみると、
100%日本ですね。
思いっきり日本語で 「東洋のクリスマス」。
そして、「絵努留寿」。
・・・えどるす?
あぁ、アーティスト名の Edhels のことですね。
レコードはフランス盤なのですが、調べてみたところモナコ出身のバンドだそうです。
1985年発売の1stアルバムだそうです。
このジャケ、どう反応すべきかわかりません。
日本のクリスマスに対して一言物申したいのでしょうか?
敬虔なクリスチャンからすれば、日本のクリスマスに疑問を抱かざるにはいかないのか。
しかしわざわざ日本語を書いているところは、もしかしたら日本に好意的なのでは、と捉えられなくない気もします。
自分たちの名前を漢字で、当て字で書いているぐらいですからね。
『Oriental Christmas』 という名の曲も収録されていて、ほんの少しだけ聴いてみましたが、綺麗な感じの曲でした。
じゃあこのジャケは真面目にやった結果なのでしょうか。
なんで女装なんでしょうか。
この方はメンバーの誰かなのでしょうか。
謎だらけです。
CD化の際にジャケのデザインは変わってしまったようです。
どちらにしろ何か誤解を与えかねないジャケです。
EDHELS | oriental christmas