歌劇「蝶々夫人」とグラバー邸 ~ プッチーニ:「蝶々夫人」ハイライト、ヘンデル「メサイア」
こんにちは。スタッフの岩田です。
こちら、関西ではまだその気配はありませんが、沖縄ではすでに梅雨入りしているとのこと。
早朝や夜はまだ少し肌寒さを感じますが、それも本当にあと少しなのかもしれません。
まずはこちらのレコード。
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」ハイライト/歌劇「ボエーム」ハイライト
ジャケに使われてる家。
初めはヨーロッパかどこかの家かと思ったのですが、よく見てみると、屋根には瓦が。
和洋折衷とはこのことでしょうか。
気になって調べてみると、どうやら長崎にあるグラバー邸のようです。
これと同じ角度から撮られた写真を見つけることはできなかったのですが、特徴のある窓の形や、洋風の外観に瓦屋根から、グラバー邸だと思われます。
この「蝶々夫人」はフィクションですが、蝶々夫人のモデルはグラバーの奥さんのツルさんではないか?という説があるそうです。
グラバー夫妻の人生と、この「蝶々夫人」の内容は違うので、あくまでモデルとの説があるだけのようですが。
それにしても、洋風建築に瓦屋根は意外と馴染むようです。
見ているうちに見慣れただけなのでしょうか?
お次はこちら。
カール・リヒター指揮 ヘンデル:「メサイア」
十字架に磔になっているキリストがこの角度から描かれているのは珍しいなと思って撮りました。
だいたい正面から描かれているのがほとんどだと思います。
元々ある絵画なのか、このレコードの為に描きおろされたものかはわかりませんが、こういう構図だと、クラシックのレコードというよりは映画のポスターにありそうだなと思いました。
このままお店にDVDのパッケージとして並んでいても、違和感が無さそうです。
これはやはりこのレコードの為に描かれたものなのでしょうか?
少し前のブログで同じくヘンデルのメサイアが収録されたレコードを載せたのですが、その時のジャケは絵画「受胎告知」でした。
同じメサイア(=救世主:キリスト)でも、使われたのはキリストの最初と最期の場面。
他のレコードではメサイアにはどんな場面の絵がジャケに使われているのか
ちょっと集めてみたくなりました。
最近は気になって撮るレコードがクラシック関連の物が多い気がします。
自分の気付かない内に、クラシックモードに入っているのかもしれません。
クラシックというより、オペラなのかもしれません。
まだまだクラシックやオペラは私にとって未知の領域ですが
少しずつでも知っていけたらなと思います。
ナポレオーネ・アノヴアッツイ | プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」ハイライト
カール・リヒター | ヘンデル:オラトリオ「メサイア」全曲