「風と共に去りぬ」と「風立ちぬ」 ~ 「アメリカ映画全曲集」、ケイト・ブッシュ「NEVER FOR EVER」
こんにちは。スタッフの岩田です。
先週末は本当に暑かったですね。
ここ数年ですっかり聞き慣れてしまった「猛暑日」ですが、さすがに5月末に聞くとは思いませんでした。
湿気が真夏ほど無かったのが幸いですが、梅雨前に危うく夏バテするところでした。
まずはこちらのレコードから。
「アメリカ映画全曲集」
表ジャケはゴッドファーザー。
映画は見たことが無い私ですが、このジャケを見た瞬間に頭の中にテーマ曲が流れ出しました。
アンディ・ウィリアムスが歌う歌詞付きバージョンがあることを知った時は軽く衝撃でした。
裏ジャケは風と共に去りぬ。
最初、スカーレット・オハラを役名ではなく、女優さんの名前と思っていました。
女優さんはヴィヴィアン・リーですね。
今も時々混乱してしまいます。
あと「風と共に去りぬ」と「嵐が丘」も混ざってしまいます。
両方見たことがないので、余計にごっちゃになっているのだと思います。
名作ランキングなどでは、必ずと言っていいほど出てくる作品なので、見てみたいとは思うのですが、 「風と共に去りぬ」は長時間でも有名とのこと。
良い作品なので、長さは気にならないとは思うのですが、まだ気が引けてしまいます。
そして、題名の「風と共に去りぬ(GONE WITH THE WIND)」。
「去らない」ではなく、「去った」の意味だと気付いたのは
高校生の英語の授業で、完了形を習った時でした。
去年公開されたジブリ映画の「風立ちぬ」も同じく、「風が立たない」ではなく「風が立った」の方の意味。
松田聖子の「風立ちぬ」の歌詞は
♪風立ちぬ~今は秋~
で始まりますが、これは「風が立った(風が吹き始めた) 今は秋」という意味なのですね。
ようやく気付きました。
また一つ勉強なりました。
続いてはこちらのレコード。
ケイト・ブッシュ「NEVER FOR EVER」
邦題では「魔物語」というタイトルも付いているようです。
確かにこのジャケにはそのタイトルも似合いそうです。
私が最初に見て思ったのは、絵本の「かいじゅうたちのいるところ」(作者:モーリス・センダック)っぽい!でした。
子供の頃に読んだ時には、どことなく不気味さも感じた記憶があります。
このジャケにもそんな雰囲気が漂っています。
不気味ながらもなんだか惹かれるのが不思議です。
邦題の「魔物語」はもしかして、このジャケから来たのでしょうか?
そんな風に思ってしまうほど、印象に残るジャケです。
V/A | アメリカ映画全曲集
ケイト・ブッシュ | never for ever