クリスマスへ現実逃避と空耳なタイトル ~ ペレス・ブラード「ジングル・ベル」、クラシックス・フォー「あの娘のレター」
こんにちは。スタッフの岩田です。
ついに7月も最終週になろうとしています。
天気予報の最高気温を見るのが嫌になってきました。
言いたくないですが、つい口から出てしまいます。
「暑い・・・」
絞りだすような声で出てしまいます。
蝉の声も「今年も夏が来た〜!」と爽やかには捉えられず
「あー!うるさい!余計に暑くなる!」
と怒りに似たものが沸いてきます。
レコードはこちら。
涼を求めて、クリスマスのレコードを。
ペレス・ブラード楽団「ジングル・ベル」
ジャンルはラテン。
サンタの衣装が似合っているような、似合ってないような・・・。
まさかジングル・ベルで、ハァ~~~~ ウッ!!
が聞けるとは思ってもいませんでした。
ペレス・ブラードといえば、やはりこちらの「闘牛士マンボ」でしょうか。
こちらのジャケはさっきのサンタとは違って全く違和感がないです。
暑い日々から現実逃避しようとしても、出てきたクリスマスのレコードはラテン系と、そう簡単には季節を越えさせてはくれないようです。
ラテンはさすがに暑い国の曲だけあって、やはり「闘牛士マンボ」は今の時期に合っていて、これだと、「暑苦しい!」にはならないです。
続いてはこちら。
クラシックス・フォーの「ママス・アンド・パパス」 赤盤です
「ママス&パパス」 というオールディーズのバンドもいますね。
最近知ったのですが、英語では"Mom & Dad"と、お母さんの方が先に来るのが普通だそうです。
日本語では「父母」というように、お父さんが先に来るので、日英で正反対です。
Ladies and Gentlemenも日本語にすると「紳士と淑女」と反対になります。
語感の良さもあるのかもしれませんね。
B面は「あの娘のレター」
原題は"THE LETTER"
邦題も「ザ・レター」か「手紙」で良かったのでは?
と思ったのですが、試聴してみると
歌詞の"I'm a going home"部分が
「あの娘~」に聞こえたのです。
今までに何度か見た、「なぜ、邦題は余計な言葉がつくのか・・・」と変わった邦題を見るたびに思っていたのですが、もしかしたら空耳から付けられたのも、あるのかもしれませんね。
この題名が空耳から来たというのは、あくまで私の推論なのですが
そう思い込んで聞くと、もう「あの娘の~」にしか聞こえなくなりました。
よく使う英語よりも、私の場合は勉強したことのない言語(フランス語やドイツ語等)が、空耳に聞こえる率が高いように思います。
わからない分、一番身近な言語で似たような音を探し出すのかもしれませんね。
これからは、どんな空耳が来るのか。
洋楽を試聴するのが楽しみになってきました!
ペレス・プラード楽団 ジングル・ベル SS-1594
クラシックス・フォー ママス・アンド・パパス LR-1996