絵画ジャケにまつわるミステリー? ~ スメタナ弦楽四重奏団「シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調」 、谷瑞恵著「異人館画廊」
こんにちは。スタッフの岩田です。
少し前から日が沈むと、少しは涼しく感じるようになりました。
ここ数日は、日中は30℃前後まではいくものの、ピーク時よりは、だいぶマシになったようで、朝晩は扇風機でさえいらない程です。
このまま秋にまっしぐらだといいのですが・・・
変に暑さが逆戻りしないことを願っています。
1~2週間程前から鈴虫の鳴く声も聞こえるようになりました。
鈴虫が鳴くには、まだだいぶ暑いのではないか?と思ったのですが、虫たちもそれなりに暑い環境に適応してきたのでしょうか?
夏の暑い日かどうかはわかりませんが、木陰で休んでいる様子がジャケに描かれている、こちらのレコード。
スメタナ弦楽四重奏団「シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調」
絵画ジャケです。
もう1つ絵画ジャケを。
イシュトバン・ケルテス「シューベルト:交響曲第9番ハ長調 『ザ・グレイト』」
絵画ジャケに惹かれたのには訳があります。
最近、この本を読みました。
谷瑞恵 著「異人館画廊」
下にはまたフランス字新聞を敷きました。
まだまだ活用します。
この本は図像学を学んだ主人公が、ある盗難絵画の鑑定を依頼され・・・
という美術ミステリーです。
図像学は絵画等の表す意味や由来などについての研究とのこと。
例えば西洋では、百合は「純潔」、犬は「忠誠」を表すそうで
社会的、宗教的などのメッセージを込めているそうです。
少し違うかもしれませんが、「ダ・ヴィンチ・コード」を思い出しました。
「ダ・ヴィンチ・コード」の主役のロバート・ラングドンは宗教象徴学の権威という設定です。
そんな、図像学と絵画にまつわる本を読んだばっかりだったので、こういった絵画ジャケを見ると、ついつい
この右端の歩いている男女や、左に座って何かを読んでいる男性、それを後ろから覗く女性
水を飲んでいる女性にヤギ(羊?)の群れ
これらには実は隠れた意味が込められているのではないか!?
と思ってしまうのです。
しばらく美術館にも行っていないので、久しぶりに行きたくなりました。
つい先日、テレビ番組でも美術の歴史について特集されていて、物凄く興味深かったです。
今年の秋こそは「芸術の秋」(鑑賞のみ)にどっぷり浸かってみようかと思いました。
スメタナ弦楽四重奏団 シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 EAC-80005