出会いと別れの季節 ~ 気になる帯のキャッチコピー、ブロンディ、マウリツィオ・ポリーニ、ヴァン・ヘイレン、矢沢永吉
こんにちは、スタッフの志賀です。
卒業のシーズンですね。
卒業証書や花束を持った学生の姿を見かけます。
春は別れと出会いの季節。
友達と離れ離れになったり、慣れ親しんだ環境から離れなければならない寂しさや、新しい環境や出会いのドキドキなど、春は胸がザワザワします。
私は人見知りな性格なので、春は何かと不安だったことを思い出します。
春は花粉症も酷く、私の中では少し憂鬱な季節だったりします。
ではそんな憂鬱も少し吹き飛ばす(?)最近気になったレコードをご紹介します。
今回は帯に注目してみました。
ブロンディ「妖女ブロンディ」
妖女?!
妖怪の女?
そんなタイトル付けちゃっていいの?
なんてことを考えていたのですが、妖女を調べてみると、「なまめかしい美しさをもち、男をまどわす女」という意味だそうです。
それなら納得です。
私はてっきり妖怪絡みかと思ってしまいました。
妖怪ブームですしね。
ブロンディのヴォーカルデボラ・ハリーは確かに妖女の魅力をもつ女性ですね。
でも裏ジャケのデボラ・ハリーは妖女というよりは、キュートな印象です。
マウリツィオ・ポリーニ「ショパン:練習曲集」
マウリツィオ・ポリーニ、クラシックのレコードの作業中に度々見かけるピアニストです。
何より気になったのは帯に書かれたキャッチコピー!!
「この上に何をお望みですか?」
すごい殺し文句ですね。
こんなこと書かれたら買わずにはいられなくなります。
私なら買っちゃいますね、確実に。
でもこの強気発言は、相当な自信作ということですよね、きっと。
クラシックはあまり詳しくなく、この作品も聴いたことはないのですが、いつか聴いてみたいです。
ヴァン・ヘイレン「1984」
有名な1曲「ジャンプ」も収録の、ヴァン・ヘイレン6作目のアルバム。
帯のキャッチコピーは「お嬢さん火傷するぜ!」
一昔前のキザな決めゼリフのようですね。
映画かドラマの中ぐらいで、実際こんなセリフ言いませんよね。
火傷するぐらい刺激的な1枚なのですね、きっと。
矢沢永吉「共犯者」
1988年発売の東芝EMI移籍1枚目のアルバムのようです。
帯はステッカーになっていて、手の形をしています。
キャッチコピーは「俺は、ますます俺になる」
んん?
なんのこっちゃとなりそうなところですが、矢沢永吉さんなら言いそうと思ってしまいました。
矢沢永吉さんは伝説や語録もたくさんありますしね。
移籍第一弾で特に気合の入った1枚だったのかもしれませんね。
そもそもキャッチコピーはレコード会社が考えたものですよね。
でもキャッチコピーって、すごく興味を注がれるので、ジャケ買いならぬキャッチコピーやコメント買いをしてしまいます。
また気になったキャッチコピーがあったらご紹介したいと思います。
ブロンディ 妖女ブロンディ WWS-80962