サントラのレコード ~ アーウィン・コスタル - サウンド・オブ・ミュージック - SX-227
スタッフの河野です。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』のサントラです。
写真もいっぱいで、映画のシーンがよみがえります。
私はこの映画を、高校の英語の授業で初めて観ました。
『サウンド・オブ・ミュージック』と『ローマの休日』。
50~60年代の映画を観るのはその時が初めてで、この2つを観て、古い時代の映画もいいもんだ、と思いました。
普段よく耳にする音楽がたくさん出てきますから、よけいに惹き込まれやすかったのかもしれません。
ドレミの歌の英語詩とか、こんななのか!と学んで面白かったです。
ただの童謡だと思っていたのが、映画の音楽だったことに驚いた気がします。
ブックレットにはこんなページも有ります。
ジュリー・アンドリュースは、『サウンド・オブ・ミュージック』50周年ということで、今年のグラミー賞に出ていたそうですね。
50周年ってなんか凄い数字です。
そして、クリストファー・プラマーがまだまだ現役の俳優だったことを私が知ったのは、つい数年前のことです。
映画『Dr.パルナサスの鏡』を観た後に出演者について調べていたら、え!この人、トラップ大佐の人なの!と知って驚きました。
右端にいます。
漠然と凄く昔の人だと思っていた人が、急に今の人なんだと実感すると、ものすごく不思議な気分になります。
さらに最近では、『ドラゴン・タトゥーの女』にも出演していて、またしても、トラップ大佐の人だ!と驚いていました。
ここには写ってませんけどね。
どちらも主役に近い重要な役です。
さて、これもまた数年前のことですが、新聞のテレビ欄を見ていたら、『菩提樹』という映画を見つけました。
紹介文も載っていたので読んでみると、あらすじが『サウンド・オブ・ミュージック』そのもの。
何コレ新聞が間違ってんの?なんて思ってしまったんですが、そうではなくて、『サウンド・オブ・ミュージック』よりも以前にこの実話を基にした映画が作られていたんですね。
思わず録画しちゃいました。
邦題『菩提樹』。
原題『Die Trapp-Familie』。
シンプルにトラップ一家というタイトルなんですね。
゛この映画はマリア・トラップ夫人が゛
゛アメリカで書いた回想録を゛
゛基にしている゛
・・・アメリカ!?ってなったんですが、『サウンド・オブ・ミュージック』ではスイスに亡命したところで物語が終わりますが、実際のトラップ一家の物語にはまだまだ続きが有り、ヨーロッパ中でコンサートをしているうちにアメリカからもオファーが有り、コンサートを行っていたそうです。
そして最終的にアメリカに住んでいたということですね。
なのでこの映画にも続編が有り、
『続・菩提樹』。
『Die Trapp-Familie in Amerika』
となるわけですね。
参考までにコチラの映画ではこんな感じ。
しかしながら、どちらの映画においても脚色が強いらしく、トラップ大佐のキャラに、モデルとなった一家の人々や実際のトラップさんを知る人は苦言を呈したようです。
私はこの映画を観て感動したのですが、本人たちがあまり気に入っていないというのは少し悲しい事実です。
アーウィン・コスタル サウンド・オブ・ミュージック SX-227