美女ジャケのレコード
スタッフの河野です。
このジャケ少し面白いことに気づきました。
一見、何の変哲も有りませんが、この女の人にぐーっと顔を近づけて見ると分かります。
写真に撮るとちょっと線が歪んでしまったんですが。
普通こういうモノクロの写真なんかは、黒い細かい点々で構成されてて、その密度で濃淡がつけられていますよね?
でもこの写真は渦巻きなんです。
左目が渦の中心になっているのが見えると思います。
ね?分かりますか。
これはまさにレコード盤じゃないですか。
盤の音溝の模様みたいになっているんです。
スゴイ!とちょっと見入ってしまいました。
まぁたったそれだけなんですが。
このレコードの内容は、シェリー・マン、アンドレ・プレヴィン、ルロイ・ヴィネガーによる、『マイ・フェア・レディー』の楽曲がジャズで演奏されたものです。
このオリジナルがリリースされたのは、中の解説によると、1956年の秋で、ミュージカル『マイ・フェア・レディー』の初演はその年の春だったそうです。
半年もかからず作られたレコードということですかね。
スピーディーさにも驚きますが、『マイ・フェア・レディ』もやはり物凄い勢いだったんでしょうねー。
さて、渦巻の話だけでは物足りないので、他にも最近見つけた美女ジャケを。
チャイコフスキー:白鳥の湖
あまりバレリーナらしくは見えませんが、でも綺麗です。
全体的に白い色合いも良いです。
アメリカ盤のクラシックのレコードは見る機会が少なくて、ジャケの雰囲気もちょっと新鮮に感じます。
続いては、『LOVE』 というレコード。
私、このモデルの方がガガさんに見えて仕方ありません。
こちらはなんと写真集になっています。
ちゃんとレコードもついてます。
photo by Y. TATSUKI と書かれていて、立木義浩さんによるものだそうです。
セクシーだけどお洒落なんです。
普通に写真集として欲しいぐらいです。
収録曲に関しては詳しいことが書いてなかったので本当に本だと勘違いしてしまいそうです。
非売品だったなんてもったいないですねー。
シェリー・マン マイ・フェア・レディー LAX3002
インターナショナル・フィルハーモニック・オーケストラ tchaikovsky; swan lake ballet L1542
V/A love PRD9001