謝花義哲 / SHABANA, YOSHINORI - ミラクル・ガイ / miracle guy(ジャッキー・チェン主演:少林寺木人拳主題歌) - AH-27-AX
アーティスト - 謝花義哲 / SHABANA, YOSHINORI
タイトル - ミラクル・ガイ / miracle guy
品番 - AH-27-AX
発売国 - 日本
ジャッキー・チェン、東映映画「少林寺木人拳」主題歌、B面:ブロークン・ブロッサム
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確認済みマトリックス番号
A面:AH-27-A-1 A|5、B面:AH-27-B-1 B|7
みんな大好きジャッキー・チェン。
ということで今回は少林寺木人拳の日本版の主題曲としてリリースされた本作をご紹介します。
人が中に入っているとしか思えない精巧な作りの木の人形の群れが印象的なこの映画。
初期のジャッキーの映画の中でもこの作品が好きという、根強いファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このサントラ盤に収録されている曲は日本での公開時に作成されたようで、オリジナルの香港で公開された方には挿入歌としては使用されていません。
そこら辺の大人の話はWikipediaに詳しいのでそちらもご参照下さい。
昔はよくゴールデンタイムにジャッキーの初期の作品がテレビで放映されていました。
かく言う小生も小学生の時はテレビにかぶりつきで観ていたものです。
で、次の日の学校ではカンフー大会となって各所でバトルが繰り広げられるという状況でした。
そういえば学生時代の友人がボーイスカウトでアメリカに行った時に、中華系の太った中年男性が屈強な黒人に向かって蛇拳のポーズで威嚇していた云々・・・という話を聞いたことが有ります。
黒人のブラザーはドラム缶を投げつけていたそうですが、全く臆せず威嚇を続けていたそうで、蛇拳の恐ろしさを肌で感じた瞬間だったそうです。
スイマセン、本題から逸れました。
【表ジャケ】
ジャケの上部には映画のタイトル。
そしてやっと曲のタイトルが出てきます。
少林寺木人拳の日本版の主題歌タイトル「ミラクル・ガイ」の記載。
映画のワンシーンでしようか、ジャッキーの勇姿が!
でも、あれっ?
後ろの燭台の炎のせいで頭が燃えているように見えます。
そしてその下にはカップリング曲。
両曲を謝花義哲さんが歌っています。
それにしてもジャッキーの今にも叫び声が聴こえてきそうな表情!
歯並びきれいですね~。
【裏ジャケ】
裏ジャケには歌詞が記載されています。
上部には曲のタイトルとクレジット類が。
右上には品番。
区切り線は視力検査に出てきそうな円がズラッと並んでいます。
サントラ盤ということで、映画のクレジットも有ります。
総監督はロー・ウェイ氏。ジャッキーの映画に何本も関わっている方です。
で、実質的な監督はチェン・チーホワ氏で、こちらの方も初期のジャッキーの作品に深く関わっている方であります。
下部には諸情報。
1981年の2月に発売されています。
【カンパニー・スリーブ】
一般的な日本コロムビアの物が付属していました。
例によってこちらは参考程度にご参照下さい。
【レーベル面】
青ラベルでこちらも標準的な日本コロムビアのものです。
A面。
作詞は竜真知子さんで作曲は林哲司さん。
これがまたスリリングな曲調が印象的な佳曲でして、80年代初期の歌謡ポップスの流れを汲んだわかりやすいメロディーを謝花義哲さんのハスキーな歌声が曲に緊迫感を加えて、ただの挿入歌の範疇を超えた楽曲に仕上がっています。
B面。
作詞が島武実さんで作曲は同じく林哲司さん。
こちらはバラードが収録されていますが、その声質と楽曲の壮大さからX-JAPANのバラードを聴いているかのような錯覚に陥ってしまいました。
両曲とも非常に良い曲でして、やっつけ仕事的なサントラ盤とは一線を画しており、当時の配給元の東映の意気込みが伝わってきます。
80年代歌謡ポップスの愛好家の方には勿論、A面はアースシェイカーぽくってB面はX-JAPANという、ジャパメタ愛好家にも琴線に触れる部分があるのではないでしょうか。
希少度も低いので機会があったらぜひご一聴をオススメします!