グランド・ファンク・レイルロード / GRAND FUNK RAILROAD - クローサー・トゥ・ホーム / closer to home - CR-2625
アーティスト - グランド・ファンク・レイルロード / GRAND FUNK RAILROAD
タイトル - クローサー・トゥ・ホーム / closer to home
品番 - CR-2625
発売国 - 日本
B面:エイムレス・レディ
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確認済みマトリックス番号
A面:S45-27432 1S 6、B面:S45-27294 1S 3 OK(最後のKは不鮮明で違うかもしれません)
「GFR伝説の後楽園公演」
70年代の洋楽ロック愛好家でしたら一度は耳にしたことのあるフレーズではないでしょうか。
当時来日した時に行われた後楽園球場での嵐の中のライブは伝説となっております。
その人気は凄かったらしく、米国産バンドとしてビートルズやツェッペリンをぶっ飛ばす勢いを誇っていたそうですが謎の大失速。
残念ながら今では先述の2大巨塔と比べるとすっかりマイナーな存在となってしまっております。
確かに後追いでこの時代のバンドを聴き始めた小生にとっても、ドラムがボーカルをとっているというのが何ともCCBを思い起こさせ、無意識に忌避していたバンドであります。
ところが今回ブログで紹介するに辺り、改めてシングルを聴き直してみると
「ナニコレ?いいじゃないですか~」
何故、映像が無ければこうもすんなりとGFR(グランド・ファンク・レイルロード)の良さが伝わるのか?(ファンの皆様申し訳ございません)
でも映像が無ければライブバンドとして名を馳せたこのバンドの真髄が伝わりにくい点が歯がゆいところではあります。
まぁ、兎にも角にも私個人の私的な再評価の起点として、今回はこちらのシングル盤を紹介させていただきます。
では詳細チェックをしていきます。
【表ジャケ】
まずは上部のタイトル等をチェックしていきます。
右上には品番とステレオの表記
タイトルは手描きっぽい感じが中々面白いです。
その下にはカップリング曲とバンド名の英語表記。
そしてその下に日本語でのカップリング曲名とバンド名の表記が。
ジャケの下半分は大きくメンバーの写真が掲載されています。
独りずつ拡大しますと。
先ずはドラム/ボーカルのドン・ブリューワー
ギターのマーク・ファーナー
ベースのメル・サッチャー
ライブバンドの面目躍如といった躍動感溢れる素敵な3枚ですね~。
右下にはキャピトル・レコードのロゴと東芝音工の表記と販売価格。
【裏ジャケ】
見開き状になっていますので、まずは見開き左ページから。
同じ文言が表ジャケの上部にも書かれています
曲目タイトルとバンドのクレジット。
A面の方が曲の時間が2分近く長いです。
上部の罫線を拡大してみました。
同じ東芝音工のリリースですが以前お伝えしたホワイト・トラッシュのシングルに使われているデザインとは違います。
解説はニッポン放送の亀淵昭信氏によるもの。
誤植か意図したものなのか?苗字が「亀渕」さんが正しいはずなのですが「亀淵」さんと記載されています。
以前ブログで紹介したディープ・パープルのケンタッキー・ウーマンでも解説をしていらっしゃいます。
当シングル曲が収められているアルバムの米国での売れ行きから米国のラジオ局の動向、そのラジオ局でのグランド・ファンク・レイルロードのオンエア状況の説明、そしてライブでの迫力をわかりやすく解説していらっしゃいます。
見開き右側には歌詞が印刷されいています。
歌詞は両曲とも英詞のみ掲載。
裏ジャケです。
真ん中にはキャピトル・レコードのロゴ。
左下には品番。
中央下部には録音に関してのお願い。
右下には発売国の表記と裏H
【カンパニー・スリーブ】
東芝音工の青白スリーブの標準的な物が付属していました。
微妙なデザイン違いなど他種類の物が付属する可能性も有りますので、今回も参考程度としてご参照下さい。
【レーベル面】
キャピトルの緑ラベルです。
米国のシングルとはレーベル面のデザインが異なりますが、このシングルは米国では1969年~1971年頃までLPに使用されていたデザインに準拠したものになっています。
A面。
曲はマーク・ファーナーのクレジットになっています。
確かこのシングルに収録されているバージョンはエディットバージョンでアルバムとは違うはずです。
ぜひ聴き比べて見てください。
B面
こちらの曲もマーク・ファーナーの手によるものです。
こちらはアルバムと同じバージョン。
映像を観てしまうと未だに少々違和感を覚えてしまうのですが、曲のみで捉えて聴くとA面なんかはいかにもアメリカンでキャッチーなメロディーラインが印象的な曲で当時の人気を偲ばせる佳曲となっております。
B面はベースのグルーブ感が曲を引っ張る若干ブルージーなロックで、これまたバンドの一面を見事に現した良曲ではないでしょうか。
マニア泣かせの東芝の赤盤シリーズですが、このシングルは弊店では赤盤は未確認です。
黒盤は入手難易度も低めですので、お手軽にお楽しみ頂ける一枚ですよ!