ホワイト・トラッシュ / WHITE TRASH - ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト / golden slumbers - carry that weight - AR-2396
アーティスト - ホワイト・トラッシュ / WHITE TRASH
タイトル - ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト / golden slumbers - carry that weight
品番 - AR-2396
発売国 - 日本
黒盤、定価¥400円、B面:トラッシュ・キャン
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確認済みマトリックス番号
A面:APPLE-17A 1S 4 9TXY、B面:APPLE-17B 1S 2
あのAppleレコードからシングル2枚分の音源だけを残して解散してしまったスコットランド出身の幻のバンド、ホワイト・トラッシュのシングルです。
後に名前をトラッシュに変更したので、海外では「TRASH」や「(WHITE) TRASH」なんて表記をされています。
シングル2枚とそれをまとめた4曲入りのEPを1枚リリースして消えてしまったのですが、その内容の濃さから今でも非常に人気なレア盤です。
それでは詳細をチェックしていきましょう!
【表ジャケ】
赤を基調とした日本オリジナルのデザイン。
中央にはタイトルが大きく表記されています。
右上には品番とステレオ表記が。
中央のタイトルの下にはB面の曲目表記とバンド名
メンバー写真だけを拡大してみました。
左下には東芝音工の記載と販売価格。この稀少盤が¥400円でしたっ!
【裏ジャケ】
見開き状のジャケになっていますので、まずそちらからチェックしていきます。
まずは見開き左側。
左上には曲目表記。
見開き右側。
解説は文化放送ディレクターの渡辺勲氏。
解説の1/3近くを当時のビートルズの活動状況に割いているのはご愛嬌として、バンドの説明からA面の解説で締めくくられています。
氏の引用している文章中の「近いうちに大変有名なグループになると確信している」という文言が何とも寂しさを誘います。
こちらは裏ジャケ
裏面左下には品番
右下には発売国とHの記載が。通称「裏H」とか言ってるやつですね。
中央下部にはコピーに関するお願いが。
各ページ上部のこの仕切り線を拡大してみますと・・・
こんな感じの点線になっています。
【カンパニー・スリーブ】
アップルの標準的な黒スリーブが付属しています。
このシングルはこのスリーブ付きのリリースで間違いないと思われます。
【レーベル面】
A面。
アップルの青りんごラベル。英語では「Green Apple Label」と言ってます。
曲のクレジットを見ると・・・おやっ、「レノン/マッカートニー」の名前が・・・。
そうです。既にご存知だったり、お気づきのお方も多かったと思うのですが、ビートルズのカバーが収録されています。
曲の良さは言わずもがななのですが、中々ハードな演奏でドラマチックさが増幅されていまして、ハードロック好きのお方にも充分アピールする好演となっております。
B面。
通称「Sliced Side」です。
B面は自作曲ですね。
A面のビートルズ御大の威を借りてるだけのシングルだろう・・・なんて思って聴いてみてビックリ。
これがまたベースとハモンドオルガンの掛け合いが絶妙なハードなナンバーなんです。
ハモンドの調べと共に静かな曲調で始まるので
「まぁまぁこんなもんでしょう、頑張ってる方なんじゃない」
なんて感じで聴いているといきなりアップテンポな激しいハモンドとベースとドラムのバトルが始まって、曲の緊迫感を一気にマックスに高めていきます。
そして合間合間に散りばめられている静的パートでは大仰でメロディアスなサビが曲のメリハリを付けていて、短い曲ながら非常に内容の濃い楽曲に仕上がっております。
ボチボチ
↓
いきなりテンション激上げで椅子から転げ落ちる
↓
静かな曲調で脱力状態
↓
極上歌メロで顔面クシャクシャ
↓
またまたテンション激上げ
↓
また極上歌メロで昇天寸前
↓
そのままテンション激上げとの連続波状攻撃で無事失神
あぁ、アルバム一枚聴いてみたかった・・・・。
日本盤は値が張りますが、海外盤の方は比較的お求めやすいお値段で入手できますので、そちらの方から集められたほうが良いかもしれません。