女性ヴォーカルのジャズ・レコード ~ ヘレン・メリルのメリル・アット・ミドナイト
先日は、ヘレン・メリルの直輸入盤のレコードが有りました。
エアメール風な大きいステッカーが良い感じで好きです。
ヘレン・メリルはスノー・レコードで初めて聴きました。
入りたての頃に Helen Merrill with Clifford Brown のレコードをよく見かけた気がするのですが、
この熱唱しているジャケの感じから、力強く激しめに歌う人なんだろうかと想像していました。
ジャズってパワフルなボーカルの人多いですよね?
そして結構しばらくしてから、これとは別のレコードですがついに聴く機会が有りました。
めっちゃ綺麗な歌声!!
一目惚れではないですが、一度聴いて歌声に惚れてしまいました。
確かこのレコードだったような。
この時この他にも2~3枚あったような気がします。
というか、このタイトルのCDは今は廃盤だとネットで読んだような気がするのですが…。
聞けたのは貴重だったかもしれません。
私の勝手な想像に反して、すごく静かーに歌うというか、でもこの雰囲気が素敵です。
というわけで、Helen Merrill with Clifford Brown のCDも購入して聴いております。
1曲目の Don't Explain がお気に入りです。
しーんとした中で聴きたい音楽です。
出来ればゆっくりレコードで聴いてみたいです。
レコードのほうが似合うような気がします。
このレコードは1954年録音ということなので、計算すると24~5歳の頃の歌声ということになるのですね。
すごい。25歳でこの雰囲気。こんな風に歌えるなんて。
この メリル・アット・ミドナイト のレコードもほんの少し試聴しましたが、思わずもっと長く聴いていたくなりました。
ちなみにこちらは1957年録音だそうです。
ところでこのタイトル、現在ならきっと「ミッドナイト」と表記されるであろうところですが、
こういう今とは微妙に違うカタカナの表記のしかたも、レコードを見ていて面白いところです。
眩しいです…。
上手く撮れませんでした…。
調べて知ったことなのですが、この方、2003年に出したアルバムで Radiohead の You をカバーしていました。
私、Radiohead 好きで、You もかなりお気に入りの曲のひとつなので、早速ほんの一部分だけですが聴きました。
クラシックなアレンジだったのですが、個人的には、アコースティックでギターのみとか、ピアノのみみたいなシンプルな感じのを聴いてみたい、という気がしました。
まだアルバム1枚だけなのでね、そのうち他の作品も制覇していきたいです。