今年最後の雪の華を ~雪の京都と映画「卒業」
こんにちは。スタッフの岩田です。
タイトルは中島美嘉さんの「雪の華」を元にしています。
本当は「今年最初の雪の華を~」です。
3月の初めに友達と京都へ行ってきたのですが、天気は私のお出掛けに合わせてくれたのか、雪でした。
もう春の便りもちらほら聞こえてきているので、きっと写真を撮った時の雪が、私にとって今年最後の雪だと思います。
この時は、数分降っては止み、また数分降って止むという感じで積りはしなかったのですが、3月になったというのに、かなり寒かったです。
去年から何度か京都に遊びに行っていますが、雨か雪か、晴れていてもかなり寒かったりとなかなか天気には恵まれていないです。
最近は電車の中で袴姿の女性を何人か見かける事があり、卒業シーズンだなあと感じます。
袴や着物姿の時に天気が崩れると中々大変なので、しばらく私は出掛けない方が良い気がしてきました。
たまたまとはいえ、やはりここまで低気圧に好かれていると、気になってしまいます。
そして、卒業といえば(?)こちら。
ダスティン・ホフマン主演の「卒業」。
最後の教会から花嫁さんを奪うシーンが有名な映画。
今まで見たことがなかった私でもそのシーンだけは知っていました。
前に「レインマン」を見てから、ダスティン・ホフマンの映画を色々見たいと思い、今回選んだのが「卒業」でした。
卒業シーズンだから選んだのではなく、どうやら今、私の中でサイモンとガーファンクルがやけに聞きたい周期に入っているようです。
ダスティン・ホフマンが空港に降り立つ、最初のシーンで流れているのが「サウンド・オブ・サイレンス」。
将来有望と期待されていながら、ずっと不安を抱えている主役のベン(ダスティン・ホフマン)の表情と曲が重なります。
「サウンド・オブ・サイレンス」は有名なラストシーンでも流れるのですが、バスに乗り込んだ二人は、最初は笑顔なものの徐々に不安な顔になっていきます。
これは監督が「カット」をわざと遅らせて、不安な表情を出させたとのこと。
これからの二人の道は決して楽なものではないということを暗示しているのだそうです。
確かに本当にハッピーエンドだと、もっとアップテンポな曲になりそうです。
特典映像の中に当時のスタッフ達のインタビューが収録されていたのですが、実現はしていないものの、続編の話も出ていたようです。
実現していたら、ぜひ見たかったです。
そのインタビューでも語られていたのですが、「ミセス・ロビンソン」役のアン・バンクロフトと、ダスティン・ホフマンは、劇中では倍の年齢差がある設定なのですが(そういうセリフがあります)、実際はたった6歳差しかないそうです!
ダスティン・ホフマンは当時30歳だそうです。
これはかなりビックリしました!
そして続編ではないのですが、2005年の映画「迷い婚 -全ての迷える女性たちへ」は、主人公が自分の母と祖母が「卒業」のモデルだったのでは!?という設定だそうです。
ジェニファー・アニストンやケヴィン・コスナーが出ています。
こちらも機会があれば、ぜひ見てみたいと思います。
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