ザ・ショッキング・ブルーのシングル盤、タイトルの謎(?)
スタッフの河野です。
ザ・ショッキング・ブルーのEPがいっぱい有りました。
今までザ・ショッキング・ブルーをよく聴いていた、というわけではないのですが、昔、Love Buzz という曲を聴いてみたくてCDを1枚購入しました。
その理由というのは、その曲が Nirvana にカバーされていたから、という非常に単純なものですが。
Nirvana も大好きなアーティストなのです。
ところが、帰ってきてよく見てみるとですね、買ってきたCDには、Love Buzz が収録されていないという。
なにやってんだろ。
何でお店で確認していないのか。
自分でもビックリです。
おそらく、ベスト盤だから入ってるだろう、という勝手な思い込みかもしれません。
そして、この時に数回聴いた程度で、それ以来このCDはしまいっぱなしでした。
このブログを書くために久々に出してきました。そして聴きました。
長いことしまい込んでいたにも関わらず、ケースがやたらと傷だらけなことに驚きです・・・。
ちょっと申し訳ない。
これからはもう少し聴くかも。
というのも、EPで数枚試聴して、
あれ?こんなんだったっけ。
何か良い感じに聞こえたので、もう少し聴いてみたい気分なのです。
Love Buzz は未だに聴いておりません。
EPがいっぱい出てきて、このことを思い出して、ちょっと探してみつつ作業していましたが無かったですね。
Nirvana のはこのアルバムに収録されています。
このアルバムも元々は1989年にレコードでリリースされていて、しかもカラー盤で様々な種類があったり、発売国によってもジャケや盤の色が違ったりと、めちゃめちゃ色々と有るみたいです。
果たして私にも出会える日は来るのか。
写真の右側のは20周年記念で2009年に発売されていました。
普段は、収録曲が同じものは買わない・我慢する主義なのですが、何だろ、この時は衝動的に買ってしまった模様です。
ライブ音源やブックレットが付いていて同じではないのですけどね。
この2009年のもレコードでもリリースされたそうです。
そちらは2枚組で。
昨年のことですが1996年に発売されたものを見ました。
自分は心の中でひそかにかなり喜びながら作業しておりました。
さて、話は戻って、今回沢山有ったザ・ショッキング・ブルーですが、タイトルがやたらと ”悲しき” と訳されているのが気になります。
最後のに関してはメンバーが5人なのも気になるところです。
上から順番に
悲しき誘惑/Eve and The Apple
悲しき鉄道員/Never Marry A Railroad Man
悲しき望み/Beggin'
悲しきハプニング/Out Of Sight Out Of Mind
悲しきドリーマー/Dream Dreamer
悲しき恋心/Blossom Lady
どんだけ有るんですか。
とりあえず見つかったものだけですが。
CDに収録されていたものは歌詞を読んでみました。
例えば、悲しき鉄道員/Never Marry A Railroad Man は鉄道員の立場に立った翻訳かと思いきや、歌詞の内容は、鉄道員は貴方よりも電車に夢中だから、彼に恋してはいけない、というような感じ。
次に、悲しきハプニング/Out Of Sight Out Of Mind の歌詞はおそらく、恋が終わるなんてよくあること、のような感じです。
予期せぬ出来事による別れという意味でこのタイトルなのでしょうか?
最後に、悲しき恋心/Blossom Lady では、自分を "my blossom lady" と言ってくれた彼と別れてしまった話のようです。
このタイトルは歌詞に合っていますね。
偶然 ”悲しき” が揃ってしまったのか、わざとなのかは分かりませんが、悲しげな歌詞の歌が多めなのは間違いなさそうです。
これに限らずですが、邦題の訳って面白いのが多いですよね。