ちょっとビックリなレコジャケ ~ アラベスク、シルバー・コンベンション
こんにちは。スタッフの岩田です。
先日、女性アーティストを多く扱う時期がありました。
まずはアラベスク。
調もポップで、まさしくアイドル!
西ドイツ出身のグループなのですが、西ドイツではあまりヒットせず、人気が出たのは日本や韓国などのアジア圏だったそうです。
写真に撮ったのは「愛のリプライ」。
原題は"why no reply" で、「どうして返事がないの?」という意味。
ジャケで3人が電話を持っているので、この返事というのは折り返しの電話のことですが、今はreply(返事)というと、メールの返信を思い浮かべます。
時代の流れを感じます。
同じ単語でも20~30年で意味はどんどん変わってきてしまうのですね。
この電話もどうやらダイヤルをグルグルと回すタイプの電話のようです。
子供の頃はまだこのタイプの電話があったので、懐かしいです。
どうしても、イメージとしては黒色なのですが、こんなカラフルな電話があったのですね。
以前にもブログで書いたような気がするのですが、「ダイヤルを回す」=「電話をかける」でしたが、今はダイヤルを回さないですね。
そして、次はシルバー・コンベンション。
写真には撮っていませんが、メンバーのソロシングルもいくつかありました。
このレーベルは色合いというかデザインが好きで撮りました。
JUPITER(木星)だからなのか、なんとなく惑星を意識したようなデザインだなと思いました。
このままジャケにも使えそうな気がします。
こちらは「ダンス・ザ・ビートルズ」。
原題は"THE BOYS FROM LIVERPOOL"
直訳では「リバプールから来た男の子」と遠回しに言っていますが、邦題ははっきりと「ビートルズ」と言っています。
データ入力しながら、「これは良かったのか?」とちょっと心配してしまいました。
シルバー・コンベンションは何枚か続いたのですが、気付いてしまったことがあります。
「ノー・ノー・ジョー」と
「セイブ・ミー」
そして先程の「ダンス・ザ・ビートルズ」の3枚のジャケの共通点。
衣装が同じです。
というよりは、きっと同じ時に撮った写真を使い回したと言う方がしっくりきますね。
発売時期が続けてだったのかはわかりませんが、こういうことは、当時はよくあったのでしょうか。
今回は同じアーティストのレコードが何枚も続いたので気付けただけで、探せばもしかしたら、たくさん出てくるのかもしれませんね。
とはいえ、思わず「え!?」となった出来事でした。
アラベスク | 愛のリプライ
シルバー・コンベンション | ダンス・ザ・ビートルズ