エルヴィス・プレスリー:「アロハ・フロム・ハワイ」 のレコードジャケ見開き部分を検証
スタッフの河野です。
以前見かけた時から気になっていたレコードです。
一番気になっていたのはジャケのデザインだったのですが、これを機にどういうレコードなのか知っておこうと思いました。
1973年1月14日、ハワイのホノルル・インターナショナル・センターにて行われたライヴが収録されています。
それは衛星放送で世界約40カ国で生中継されたライヴだそうです。
すごいなー。
現在では有り得なさそうですね、こんなこと。
しかも、12:30AMと書かれていて、スゴイ時間ですが日本では午後7時から放送されていたらしく、視聴率も40%近く有ったとか。
これは御覧になったことのある方多そうですね。
日本に合わせた開始時間だったという説が有るようですが、本当でしょうか?
そして、そのライヴ1週間後にこのレコードは発売され、ヒットしたそうですね。
そういうレコードだったのかと知り、このジャケのデザインの意味が解りました。
ジャケの見開き部分です。
各国の We love Elvis が!
外国語好きなもので、こういうの見るとワクワクします。
コレ、放送された地域なんでしょうねぇ。
まずは、右側寄ってみましょう。
そして、調べてみました。
分からず、あきらめた箇所は?です。
イギリス: We love Elvis から時計回りに、
ドイツ: Bir lieben Elvis
ノルウェー: Vi elsker Elvis
スウェーデン: Vi alskar Elvis
フィンランド: Me rakastamme Elvista (北欧4カ国の中でひとつ趣が異なりますね。)
デンマーク: Vi elsker Elvis
ポーランド: Kochamy Elwisa
チェコ: Milujeme Elvise
トルコ: Biz Elvis'e seviyoruz
?: ??? (文字が読めず、限界です。)
ギリシャ: ???
?: Lubime Elvisa
?: Mi volimo Elvis
イタリア: Vogliamo bene a Elvis
スペイン: Queremos a Elvis
ポルトガル: Amamos a Elvis
フランス: Nous aimons Elvis
オランダ: Wij houden van Elvis
アイルランド: TA GRA MOR AGAINN DO ELVIS (難しそうな言葉です。)
下へ行って、
南アフリカ: Ons hou baie van Elvis (英語も公用語なんですね。)
そして左側です。
上から、
ロシア: Мы любим Элвиса (スラスラ読めるようになってみたいです。)
ビルマ: ??? (当時はビルマだったんですね。)
香港?台湾?: 我們喜歡 ??? (最後の三文字はエルヴィスのようです。)
ベトナム: Chung Toi Yeu Elvis
韓国: 우리는 엘비스를 좋아 ??? (最後の三文字は何を表すのでしょう?)
そして、
日本: 私達はエルヴィスが好き (ちょっとカタコトです。)
ということで、以上です。
面白かったです。
物凄く自己満足な内容ですいません。
今年はこのライヴから40周年で、再度CDで発売されているみたいです。
私も興味が湧いたので聴いてみたくなりました。
エルヴィスといえば、もうひとつ面白いレコードが有りました。
コチラのレコードなんですが。
コチラも見開きタイプのジャケです。
下の写真で伝わるでしょうか。
わかりますか?
中身が上下逆に印刷されてしまっているんです。
こんなこともたまには起こっちゃうんですね。
逆にレアでいいんじゃないか、とか思ってしまいましたが、それはちょっと他人事な意見でしょうか。
もしファンで、新品を買って帰って、こうなってたらショックですかね。
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