天才イケメンピアニスト、「グレン・グールド」のクラシックっぽくないレコードジャケ ット
こんにちは、スタッフの志賀です。
レコードのジャケットで、どんなジャンルのレコードなのか、だいたい分かるものが多かったりします。
中には全然わからないものもあったりするのですが、比較的分かりやすいのは、クラシックのレコードだと私は思っています。
先日、こんなジャケットのレコードがありました。
なんだかイケメンのお兄さんが写っている、オシャレなジャケットだなと思い、ジャケットに書かれている名前をよく見ると、「グレン・グールド」!!
クラシックの演奏家でした。
てっきりロック系のアーティストか、フレンチ・ポップ、シャンソンあたりのレコードだと思ったのですが。
クラシックのレコードのジャケットと言えば、絵画だったり、風景の写真だったり、指揮者や楽団の演奏風景や演奏家が楽器と一緒に写っている写真、などが多い気がします。
こんな感じで。
作曲家の名前や曲名、演奏者の名前なども、大きくどーんと書かれているので、だいたいはすぐにクラシックのレコードだなと分かります。
ひょっとしたらロックやポップス系の曲を演奏しているアルバムかも!と思い、よく見ると、「schonberg; lieder vol.1」。
バリバリのクラシック曲の演奏でした。
クラシックっぽくなくて、かっこいいジャケットですね。
こちらも同じくグレン・グールドのレコードです。
バッハのフランス組曲などが収録されています。
こちらはさっきのレコードより、少しお年をめされた感じですが、やっぱりクラシックっぽくないジャケットだなと思います。
ロックのレコードと言われても納得してしまいそうです。
グレン・グールドは、クラシックのレコードの作業中にたまに見かけてはいたのですが、今回のこのジャケットでどんな演奏家なのか興味が沸きました。
カナダ出身の世界的に有名なピアニストで、バッハの演奏が特に有名のようです。
そのバッハの演奏解釈も今までになかったもののようで、最初は聴く人を驚かせたようですが、高く評価され、後の演奏家にも絶大な影響を及ぼしたそうです。
>歌いながら演奏したり、空いた手で指揮をしたり、とても低い折りたたみの椅子に座って演奏したりと、少し変わったこだわりのある演奏家だったようです。
真夏でもコートにマフラー、手袋をした姿だとか、飲み物に異常にこだわり、どこへ行くにもミネラル・ウォーターを持参していたとか。
とても変わった人!!と思ってしまうのですが、そんなこだわりなどがあってこその、素晴らしいと言われる演奏なのかもしれませんね。
クラシックは敷居が高い感じがして、聴いてみたいとは思うのですが、なかなかCDなどを購入することは出来ずにいます。
でもいつかいろんなクラシックを聴いてみたいと思っています。
その時はグレン・グールドも欠かせない一枚ではないかと思います。
グレン・グールド | シェーンベルク:2つの歌作品1、4つの歌作品2