中森明菜 「不思議」 のレコード
スタッフの河野です。
中森明菜さんに関して、シングルの有名な曲ぐらいしか知らなかったのですが、このレコードを見るとイメージが変わりますねー。
すごくアイドルのイメージなので、まずこのジャケが意外な感じです。
クールなイメージも有りましたが、他のレコードだと可愛く写ってるものも有ったりで、ギャップが凄いですね。
コチラはメイクも凝っててアートな感じ。
シンガー・ソング・ライターなんかにも有りそうな雰囲気です。
裏ジャケです。
少しホラーな雰囲気も漂います。
書かれている言葉は何だろうかと思えば、収録曲のタイトルの中国語表記なんですね。
漢字で不気味さが増してますが、雰囲気に合っていて良い感じです。
1986年リリースのコチラのアルバムは「不思議」というコンセプトの下創られた中森明菜のセルフプロデュース作品だそうです。
ますますアイドルよりもアーティストのイメージになりますね。
盤面サイド1。
サイド2。
片面のみピクチャー・レコードでした。
今回はどれもこれも反射しまくってる写真ですいません。
盤の絵が非常に見づらいですね。
初回盤は「不思議」の文字が夜光塗料で光る、とネットで書かれているのを読みましたがこれもそうなんでしょうか。
明るい所で作業しているので全く気付きませんでした。
さて、面白かったのは収録されている音楽もです。
残念ながら盤が大きめに歪んでいたので試聴していたところ、イントロが流れ出した瞬間、何か普通と音が違う・・・。
ヴォーカルが歌い出すとさらに驚きです。
音が遠い?エコーかかってる?
ヴォーカルが遠くで響いてます。
この感じ、ヘッドホンのプラグの差込が甘い状態の時の音に非常に似ています。
そう思うのは私だけでしょうか。
無意識にヘッドホンを直そうとしてしまいました。
ヘッドホンで聴いていた訳ではありませんが。
アイドルのレコードでは有り得なさそうな、予想外の音に驚いた訳です。
新品ではないし、盤も歪んでいるので、何か音に異変が起きたに違いない、と断定しそうになりましたが、念の為すぐネット検索してみると、敢えてこういう処理が施されたものだと、あっさり判明しました。
しかし発売当時も問い合わせが多かったそうです。
やはり驚きますよね。
インストを聴く感覚で聴くべきでしょうか。
中森明菜さんってこういうアーティストな一面も持った方なんですね。
中森明菜|不思議