記憶に残っている曲 ~ おニャン子クラブ「恋はくえすちょん」、「ミネソタの卵売り」
こんにちは。スタッフの岩田です。
10月中旬だというのに、30度を超える日が続いています。
いつもだとこの時期は、自動販売機のホットドリンクを見て「もうそんな時期かあ」と冷たくなり始めた風に吹かれながら思うのですが今年は、あまり自動販売機のホットドリンクを見ていません。
もし見たとしても「まだいらん・・・」となりそうです。
子供の頃によく見ていたアニメ「あんみつ姫」のレコードが出てきました!
おニャン子クラブ「恋はくえすちょん」
♩く・く・く・く ・くえすちょん
(くえすちょん)
恋のしくみを〜
と試聴してから、頭の中でよく流れるようになりました。
アニメの詳しい内容やエピソードはあまり覚えていないものの(終始ハチャメチャ感があったのは覚えています)主題歌は頭に残っていたので、子供の時に聞いた音楽というのは、中々忘れないようです。
そんな「子供の時に聞いた音楽は忘れない」を改めて実感するレコードが出てきました。
暁テル子「ミネソタの卵売り」
タイトルを見て「なぜミネソタで卵!?」、「(B面の)シューシャンって何?」
と、いくつかの「?」が出てきたのですがデータ入力の為にジャケの裏を見た時です。
このジャケの裏には歌詞が書いてあるのですが
そこにあった「ココココ コケッコー ココココ コケッコー」の文字を読むと同時に、頭の中では歌っていました。
「この曲知ってる!」と思ってすぐにある光景が浮かびました。
私が4〜5歳の頃、周りにはすでにコンビニやスーパーはあったのですが、祖母は卵だけは、週一回、軽トラでやってくる卵屋さんで買っていたのです。
その卵屋さんが軽トラで走りながら流していたのが、この曲だったのです。
まさかの20数年ぶりの再会でした。
当時は「ミネソタ」を知らなかったせいか「私はミネソタの卵売り~」という歌詞の部分は曖昧にしか覚えていませんでしたが、「私は~」の部分までは歌えました。
当時、どれくらいの卵屋さんがいたのかはわかりませんが、この曲を流すのは定番だったのでしょうか?
ちなみにB面の「シューシャンボーイ」はどうやら「shoe shine boy」で靴磨きの少年のことのようです。
この週は昭和歌謡など、古めの曲が多かったのですが、時代を感じるレコードがありました。
市川染五郎「野バラ咲く路(THE WILD roses)」
今は松本幸四郎さんで、市川染五郎さんというと息子さんの方になります。
他の国ではこういった伝統芸能の役者さん達が、名前を襲名していくという風習はあるのでしょうか。
歌舞伎役者さんでは珍しく、この「野バラ咲く路」はご自身で作詞作曲されたようです。
ドラマにはよく出られる方も多いですが、当時だけでなく、今でも作詞作曲でレコード(CD)を出す方は珍しいと思います。
歌舞伎といえば、こんなレコードもありました。
フラワー・トラヴェリン・バンド「メイク・アップ」
ロックと伝統芸能の融合です。
まだ一度も歌舞伎を見に行ったことはないのですが、映画館で見ることができたりと、だいぶ見に行きやすくなってきています。
日本人なので、一度は見てみたいなと思いました。
暁テル子 | ミネソタの卵売り