予想外の繋がり ~ 映画「オリエント急行殺人事件」、沢田研二「カサブランカ・ダンディ」
こんにちは。スタッフの岩田です。
少し前なのですが、サスペンス物やミステリー物の映画が急に見たくなり、いつもレンタル店で5本一度に借りるのですが、その内3本はサスペンスとミステリーでした。
その中の1つにアガサ・クリスティ原作の「オリエント急行殺人事件」がありました。
こちらは映画には全く関係なく「急行」がタイトルにあるというだけで載せました。
(サーカス「ホームタウン急行」)
話を「オリエント急行殺人事件」に戻しまして…。
アガサ・クリスティは名前は知っているものの、お恥ずかしながら本は一度も読んだことがなく、映画化されたものも今回初めて見ました。
主役の名探偵ポアロ。
ポアロという名前だけは、なんとか知っていました。
劇中では眠る時に、髪型が崩れないように細いバンドのようなものを着けたり、手にクリームを塗って、手袋をしたりするなど、ちょっと風変わりな探偵さんでした。
演じていたのはアルバート・フィニー。
名前もほとんど聞いたことがなく、顔にも見覚えがあるような、無いような。
きっと私が今まで見た映画には出ていなかったんだろうなと思いつつ、調べてみると・・・
出ていました。
しかも私が好きな映画に。
それはユアン・マクレガー主演の「ビッグ・フィッシュ」でした。
ユアン・マクレガー演じるエドワード・ブルームの晩年期(劇中の現代)を演じていたのが、このアルバート・フィニーでした。
そして、さらにビックリしたのが前に「午前十時の映画祭」という古い映画をリバイバル上映するイベントで、見に行って好きになった映画「男と女」の主演、アヌーク・エーメの元旦那さんでした。
あれこれ私の中で繋がりました。
「オリエント急行~」には他に、私が知っている俳優さんではショーン・コネリーが出ているのですが、オープニングで名前が出たのを見ていたのにも関わらず、ショーン・コネリーが劇中に出てきた時には全く気づきませんでした。
映画が終わってエンドロールで名前を再び見た時に「どこに出てたっけ!?」となったほどです。
もちろんちょっとしか出てないワケではなく、長い時間出ていました。
昔の映画なので、単に私がイメージする(知っている)ショーン・コネリーとは違っていたので、気付かなかっただけなのですが雰囲気が随分違うように感じました。
この「オリエント急行殺人事件」では、イングリット・バーグマンがアカデミー賞、助演女優賞を受賞しています。
イングリット・バーグマンといえば、やはり「カサブランカ」ではないでしょうか。
「やはり」と言いつつ、まだ見たことがないのですが・・・。
「君の瞳に乾杯」は映画史に残る名ゼリフです!
カサブランカ繋がりのレコードはこちら。
沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」
映画とは関係ないと思っていたら、サビの
「ボギー ボギー あんたの時代はよかった」
のボギーとは、「カサブランカ」のハンフリー・ボガードの事だったんですね!
思わぬ所でまた繋がりました。
「カサブランカ」の名ゼリフでは、「君の瞳に乾杯」の他にも
「あれを弾いて、サム。『時の過ぎゆくままに』を」
というのが、あるそうで「時の過ぎゆくままに」も沢田研二の曲でありますね。
このタイトルは映画とは関係なさそうですが、「勝手にしやがれ」は映画から取られたそうです。
見たい映画が一気に増えました。
今年のアカデミー賞授賞式はかなり面白かったのこともあり、最近また映画鑑賞欲が出てきたので、新旧のいろんな映画を今年はたくさん見れたら良いなと思いました!
沢田研二 | カサブランカ・ダンディ