メモリアンス「うたかたの日々/"L'Ecume des jours" d'apres Boris Vian BT-8120」
スタッフの河野です。
今日はジャケが気に入ったレコードを。
メモリアンス 『うたかたの日々/"L'Ecume des jours" d'apres Boris Vian』
何とも不思議な絵です。
覗き込む不機嫌そうな子ども。
投入される食材。
そして料理が耕されている・・・?
不思議だけど魅かれます。
一体どういうイメージなんだと、音楽の内容がかなり気になりました。
なので調べてみると、これはフランスの作家であるボリス・ヴィアンによる同名の小説をイメージして作られた音楽のようですね。
それでそのあらすじというのが、ちょっとウィキペディアを参考に簡単に書きますと、
「コランという裕福な青年とその恋人クロエ。二人は祝福され結婚するが、クロエがとある病気にかかる。肺の中に睡蓮の蕾ができたのだ。」
ん? なんか聞いたことがある・・・。
そうです。この作品、去年映画化されていました。
監督はミシェル・ゴンドリー。
ミシェル・ゴンドリーといえばミュージック・ビデオというイメージが強かったのですが、その彼が監督の映画ということで、去年公開の宣伝を聞いて、その不思議なあらすじとともにめっちゃ気になる!と思っていたのですが、観ないままちょっと忘れてました。
こうやってこのレコードと出会わなかったら、さらに忘れっぱなしだったでしょうね。
いやー今度こそ観ます。
原作も読みます。
その後でこの音楽も聴いてみようと思います。
またしてもウィキペディアによりますが、
「ジャズ、SFの要素と奔放なイマジネーションに彩られた青春小説」
「料理人のニコラは料理の芸術家だ。」
なんて書かれているのも興味が湧きます。
あらすじ以外にも、面白い要素が色々と有りそうです。
このジャケの絵もそういうところに関係があるのでしょうか。
ところで、こういう風に映画もその原作も両方楽しみたいという時、どちらを先に観る、または読むのがベストだと思われますか?
原作が有って、映画が作られる訳ですから、原作→映画の順だろうかとも思いますが。
そうすると、本がものすごく気に入ってハマった場合、映画は制約が多いので、物足りなく感じてしまうことがあります。
だからといって映画→原作の順だと、私の場合、本を読んだ時に脳内でのイメージが全てその役者さんたちの姿や声で再生されてしまうんですよね。
人それぞれ、好みの問題でしかないですね。
どっちもどっちなので、いつも気分次第、成り行きまかせです。
今回はどうしようか悩みます。
メモリアンス うたかたの日々 BT-8120