E.F.バンド / E.F.BAND - devil's eye - 6016033
アーティスト - E.F.BAND / E.F.バンド
タイトル - devil's eye
品番 - 6016033
発売国 - スウェーデン
2曲入り、bw/comprende、北欧メタル
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確認済みマトリックス番号
A面:6016033 1F CR G 2、B面:6016033 2F CR GPI 2
私事ですが特に80年代から90年代初期にかけての北欧のハードロック/メタルバンドを収集していた時期がございまして、当時はお財布事情が許す限りくまなくチェックしておりました。
さすがに現在は本業が忙しく収集活動はしておりませんが、それでもコレは!という物のみは時々集めたりしております。
そんな小生が「懐かしぃ~」という一枚。
先日ご紹介したラーズ・エリック・マットソンがフィンランド出身なら、今日ご紹介するバンドはスウェーデンのE.F.バンドでございます。
元Epizooticのメンバーが結成し・・・とかいう話は置いといて、70年代後半から活躍しスウェディッシュ・メタル創世記を代表するバンドです。
とは言いましても彼等は活躍の場を早々にイギリスに移し、そちらで人気が出ていましたので、メタル界の中ではNWOBHMというジャンルに括られる珍しい存在でした。
楽曲自体も後の「北欧メタル」とは違っていかにも欧州のバンドといったマイナー調の荒々しい楽曲を主体としているのも特徴的です。
今回は彼等の3枚目のシングルをご紹介。
では早速チェックしていきましょう。
【表ジャケ】
英国で発売されたものとはジャケ違いになります。
バンドの演奏シーンが印象的なジャケです。
上部には大きくバンド名。
その下に曲のタイトル。
左からギターのBengt Fischer。
残念がら2001年にガンでお亡くなりになられております。
ドラムはマイク・オールドフィールド等とも活動したことの有るDave Dufort。
残念ながら彼は1stアルバムをリリースする前に脱退。
ベース兼ボーカルのPar Ericsson。
左下にはマーキュリーのロゴと品番。
ジャケットはテクスチャード仕様のザラザラした触感です
【裏ジャケ】
こちらは裏ジャケ・・・って言っても表ジャケと同じデザイン。
正直言って区別がつきにくいのですが、表ジャケの折り返し部分の上に裏ジャケがはりつけられているので、下の写真のように・・・
裏ジャケの右上部分の拡大写真ですが、僅かに折り返しがあるのが判別できます。
その他の判別部分として左端の写真部分がが多く残っているのが上の表ジャケ
少ないほうがこちらの裏ジャケ。
お分かりいただけましたでしょうか。
プレスによって違いがあるかもしれませんので、一概には判別ポイントとはいえないかもしれませんので、参考程度にして下さいませ。
【レーベル面】
マーキュリーの黒ラベルです。
A面。
上部にはマーキュリーのロゴ。
センターホールの左側には品番。
右側には回転数とステレオの表記、及び下部に「Made in Sweden」の記載。
下部には曲のクレジット。
曲はバンドの共作ですね。
80年代初期に一斉を風靡した、あの叙情的で様式美を主体としたイングヴェイやヨーロッパの流れをくむ北欧メタルを期待すると間違いなくガッカリします。
決して曲の出来が悪いという意味では無いのですが、こちらはNWOBHMの音そのままで、80年代初期の荒々しい欧州メタルの楽曲が収録されていますので、「北欧メタルが聴きたい!」という御仁にはちょっと方向性が違うかもしれませんね。
このシングルの両面とも後にリリースされたアルバムには収録されておりません。
後年リリースされた2枚組全集アルバムやライブ・アルバムに収録されておりますので、気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。
そしてB面。
A面と同じデザインです。
上部にマーキュリーのロゴ。
左側には品番。
右側にはA面と同じく諸情報。
下部に曲のクレジット。
コチラはメンバー二人だけのクレジットになっています。
やはり後の北欧メタルのイメージとは違ったNWOBHMっぽさが全面に出た、ややアップテンポなインスト曲で、いかにも英国/欧州のバンドが演りそうなマイナー調の楽曲が収録されています。
こちらも前述の後年発売されたCDに収録されています。
突出した出来を誇る作品をリリースしてきた訳ではありませんが、その経歴や後にAndy Laroqueが正式メンバーに加入したりして、北欧メタルを語る上では欠かせない重要バンドの一つとしてその地位を誇っております。