グラマー / GLAMOUR - jag vill dansa - POS1284
アーティスト - グラマー / GLAMOUR
タイトル - jag vill dansa
品番 - POS1284
発売国 - スウェーデン
ジム・ジッドヘッド(エイリアン関連)、北欧メタル
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確認済みマトリックス番号
A面:POS1284A OR、B面:POS1284B OR
このシングル、バンド名を見て「おっ!」となったら相当ディープな北欧AORマニアだ
スウェーデン出身の彼等が残した唯一のシングル(
このシングルで歌声を披露しているのが後にAlienという同じくスウェーデンのAOR/ハードロックバンドに加入するJim JIdhedである
彼の経歴はWikipediaに詳しいのでそちらを参照されたい
Alienでの「Only One Woman」というNo.1ヒットシングル、その後の華麗なソロキャリア、Alienの再結成、そのどれもがメロディアスな北欧AORへのこだわりを見せる彼のキャリアの中で、やや異質な輝きを発しているのがこのシングルだ
AORと言うより寧ろポップ・ロックという言葉が相応しい軽快な曲に、粗くも若々しい歌声が流れてくると彼のキャリアの源流が垣間見え何とも感慨深い
それでは詳細をチェックしていきたい
【表ジャケ】
モノクロのメンバー写真
右上にはシンプルなバンドロゴ
顔を拡大
Jim Jidhedは左の二人の内のどちらかだと思われるが、筆者には判別がつかなかった
右下に曲のタイトル
【裏ジャケ】
裏ジャケも至ってシンプルなものだ
右上の拡大。表ジャケが折り返し状になっている
上部には両面のタイトル
その下にはメンバーのクレジット
Jimはギターも演奏していたらしい、というかこのメンバー・クレジットからでは誰がメインボーカルか判然としないのだが、その後のキャリアと録音されている声質からJimが歌ったものとして以後の解説は進めていきたい
Anders OredssonによりPolar Music Studiosにて録音
プロデュースはRutger Gunnarsson
写真はCalle Bengtsson
マイナーなシングル盤ではこういった諸情報やメンバーのクレジットが省略されている場合が多いので、詳細が記載されているのは資料的に非常にありがたい
右下にはPolarのロゴと品番
「stereo & mono」と表記があるがいったいどちらなのか紛らわしい
最下段には制作年の記載
【レーベル面】
Polarの一般的なレーベルデザインであるオーロラ(?)ラベル
上部にはロゴとスウェーデン語で「svenska stjarnartister skivmarke」とある。Google翻訳によると「Swedish star performers Label」らしい
センターホールはプッシュアウト状になっておりアダプターが付属している
センターホールのすぐ下に著作権関連の文言がある
センターホール下部左側。発売年とレーベル名
右側には品番、回転数とここにも「mono/stereo」の併記
下部には曲のクレジット。JIm JIdhed単独の作品である。スウェーデン語で歌われている
ややアップテンポなポップソングにスウェーデン語の歌詞がのるシンプルな曲ながらも、ギターのエッジが尖っている点が単なるポップソングに終わらせていない
曲の唐突な終わり方などプロデュースに若干難があるか?
B面。基本的にA面と同じデザインだ
A面と同じくロゴとレーベルの叩き文句
センターホール。ムニュッと出ているのは写真撮影時のスキャナーのフタ部分
そのすぐ下には著作権関連の文言
左には発売年とレーベル名
右側もA面と同じ
下部には曲のクレジット。こちらも同じくJim単独の作品でスウェーデン語で歌われている
しっとりとしたバラード調のメロディーから入るミッドテンポの楽曲。
Polar Musicという有名所からリリースした作品の割には総じて両曲共アマチュア感が色濃くにじみ出ている楽曲である
アルバムリリースまで至らなかったのも致し方ないとの感もあるが、この軽快でキャッチーなメロディーラインのポップソングを、現在のしっとりと歌い上げるJimの作風と比較して聴いてみるのも面白い
Jimはこの後Alienに加入し華麗なキャリアを積んでいくことになる。そんな彼の原点の一枚である