ジャケ拭き・絵画ジャケ編 ~クラシック、「民衆を導く自由の女神」等
こんにちは。スタッフの岩田です。
少し前に、LP(アルバム)のジャケ拭きを久しぶりにしたということをこのブログで書いたのですが
そのLPジャケ拭きが、今度は短い間隔でやって来ました。
この時担当したのは、ほとんどがクラシック音楽で、しかもジャケは絵画というものでした。
まずはフェルメール2点と
ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」
このドラクロアの絵が使われているのは、ショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」とベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
絵と曲のイメージがこの2つのジャケは何となく合っています。
全て曲のイメージに合うものを選んでいるというわけではないようで、このシューベルトの交響曲第9番「ザ・グレート」の絵は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「酒神バッカス」です。
神様なので、グレート(偉大な)方では間違いないのでしょうが、この「ザ・グレート」は本来は「第6番に比較して大きい」という意味だそうで、バッカスとは全く関係ないようです。
とはいえ、何故バッカスを選んだのでしょうか?
先ほどのドラクロアのように、意味と絵が何となくでも合っているのは数える程だったので、あまりそこは深く考えないほうが良さそうです。
他にも有名な絵も何点かありました。
ミケランジェロの「最後の審判」に
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」
ただ、この「ヴィーナスの誕生」が描かれているのはヴィヴァルディの「四季」なので、同じボッティチェリの作品の「春(プリマヴェーラ」の方が合っているような……と絵画やクラシックに関してはド素人なのに、調子の良いことを思ってしまいました。
そして、ジャケ拭きをしながら思ったのが、前にこのレコードを所有していた方は、もしかしたら、クラシック音楽が好きなのはもちろんのこと、絵画が描かれているレコードをジャケ買いをしたのではないか?ということです。
クラシックを聞きながら、絵画ジャケを眺める…
想像するだけで、なんとも優雅な気分に浸れそうです。
ジャケを額に入れたら、更に雰囲気が出そうです。
まだまだクラシックや絵画の知識は乏しいものですが、以前より、自分の中での敷居が低くなってきたように思うので、色々と見たり聞いたりして、勉強していきたいなと改めて思いました。
そしていつかは今回ブログに載せた絵の本物を見てみたいです!
一般公開しているもの、していないものがあるかもしれませんが、機会があれば、本当に見てみたいです!