クラシックぽくないクラシック音楽のレコジャケ~海の交響曲、涅槃交響曲、ジャズとは何か?
スタッフの河野です。
先週は、クラシックのレコードが大量な週でした。
しかし、クラシックは沢山有ってもけっこう飽きずに作業できます。
詳しくはないのですが、やはり興味のあるジャンルではあります。
ジャケやタイトルを見て、あーこれはあの曲だなー、なんてメロディが浮かぶようになれればいいんですが、私にはまだまだ遠い道のりです。
日常で、いたる所で耳にする音楽ではありますが、部分的にしか聞いたことがないものがほとんどです。
クラシックのジャケといえば、指揮者や演奏者の写真であったり、自然や街並の風景であったり、絵画だったり、というのが定番です。
優雅な感じですね。
そして種類もかなり様々なので、それも楽しい理由かもしれません。
先週は絵画のジャケが多かったです。
そんな中、定番っぽくないものも数枚見つけたので撮影してみました。
まず一つ目。
すごく和ですね。
筆で力強く書かれたような「海」と、激しい波が、私にはかなり日本海をイメージさせます。
パッと見、クラシックではないのかと思いました。
オーケストラの音色とはギャップが有りそうです。
しかし、この和洋折衷な雰囲気はちょっと好きかもしれません。
続いて、さらにこんなジャケです。
少し見た目怖めなこのジャケも、クラシックと知って驚きました。
こういう曲も有ったのかと初めて知りました。
見たまんまですが、このジャケだと、何かの語りとかが入ってんのかなー、とか思ってしまいます。
そして裏ジャケなんですが、このレコードは日本盤ですが、解説が全て英語で書かれていました。
作曲者の黛敏郎による言葉みたいです。
さて、そんな感じで次々とクラシックのレコードが出てくる中、突然こんなレコードも現れました。
Leonard Bernstein の名前が見えた後、その下に JAZZ なんて言葉が有るので、思わず二度見です。
何だこれは?
写真では見づらいですが、ジャケの絵は、辞書で JAZZ を引いています。
ものすごくレーベルがスッキリしています。
レナード・バーンスタインがジャズについて、色々例を交えつつ解説しているのだそうです。
クラシックをやっている人って、主にクラシックしか聴かないんじゃないかとか、ひとつの道をガンガン突き詰めていそうなイメージなんですが、ジャズを解説したくなるぐらい聴き込んでるなんて意外です。
インサートには全ての言葉と、日本語訳がダーッと載っていました。
軽くしか調べていませんが、CDでは日本盤は無いようです。
でも面白そうなので、気が向いたら一度聴いてみたいです。