「風の谷のナウシカ」 のサウンドトラック・レコード各種
今年の夏は、宮崎駿監督の新作の映画が話題です。
そちらも気になるところなのですが、写真は数週間前に現れた 『風の谷のナウシカ』 のレコードです。
帯の上部に「’84春映画公開決定」とありますが、ナウシカが公開されてから約30年経っているんですね。
スゴイなぁー。
レコードは3種類有りました。
まずは最初にも載せたコチラ。
「映画公開決定」の文字から分かる通り、映画の公開より前に発売されたようですね。
イメージレコードだそうです。
帯裏の解説によると、久石譲さんが原作や宮崎駿監督の伝えるイメージをもとに作ったレコードだと書かれています。
ということは、こちらに収録されているのは映画で使用されている楽曲とは少し違うのでしょうか?
内容は聴いていないので分かりません。
裏ジャケには原画みたいなのも有って良いですね。
続いてはコチラ。
コチラも帯に「映画公開3月11日」と書かれているので、公開前に発売されたようです。
シンフォニー編ということで、オーケストラで演奏されているものなんですね。
見開きには、音楽の解説と映画の様々な場面が載っています。
作業中でしたが、こんなの見たらかなりナウシカ観たくなりました。
ちょうどいいところにお盆休みだったので、ちゃんと観ておきました。
やはり何度観ても飽きません。
裏ジャケ。
そして、3枚目はコチラ。
これがオリジナル・サウンドトラック盤ということになるんですね。
それにしても、どのレコードもジャケの絵がカッコイイです。
これはやはりレコードのサイズで見れるのが嬉しいですね。
そしてコチラの見開きはさらに名場面な感じで良いです。
ナウシカの英語のつづりが NAUSICAÄ であることを初めて知りました。
さらに私、今回レコードを見てナウシカに原作漫画が有ることも初めて知りました。
著者はもちろん宮崎駿監督です。
調べてみたら、映画と原作では設定に違いが有り、映画化されているのは原作のほんの一部分だということでした。
こんなの読まない訳にはいかない、と思い全7巻早速買って読みました。
ということで、私の連休はナウシカ漬けです。
せっかく新作映画が公開となっているのに、ひとりナウシカにハマっています。
幼い頃から映画のほうしか知らなかったので、原作を読んでいきなり世界がぐいーんと広がって驚きです。
映画は映画で一つの完結した物語となっていますが、原作だと映画の物語は起承転結の「起」の部分ぐらいなんですね。
この物語には結構神秘的なイメージも有ったのですが、原作も序盤はそうなんですが、終盤から結末にかけて読んでいくと、現実的な印象を受けました。
何というか、ファンタジーな世界からぐぐっとこっちに近付いて来た感じです。
裏ジャケはちょっと切ない感じ。
漫画はまたじっくり読もうと思います。
原作のナウシカは映画よりもさらに凛々しくてカッコよかったです。
久石譲|風の谷のナウシカ・鳥の人
久石譲|風の谷のナウシカ・シンフォニー編
久石譲|風の谷のナウシカ・はるかな地へ