スーパートランプ 「ブレックファスト・イン・アメリカ」 のレコード
スタッフの河野です。
飛行機の窓越しにこんな目の合い方したら、ものすごく心臓がドキーンとしそうです。
楽しそうなおばさんではありますが、ちょっとコワイ。
ものすごくニューヨークの雰囲気漂うジャケです。
でも Supertramp はイギリスのバンドなんですね。
しかしそれなら、この飛行機で飛んできたという設定すごく良いですね。
このジャケ気に入ってます。
このレコード、今までに何度か見かけてはいましたが、今回初めて気づきました。
オバサンの背後はただの風景だとばかり思っていたら、
食器やら卵パックやら調味料だったとは・・・!
見てるようで見てないもんですねー。
イヤ、こんなの気づかないわけがない、という感じですが、私のグレーディング作業中にはありがちなことです。
ジャケの損傷に気がいって細かいところばかりを見て、全体像をまったく把握していないのですね。
丸い模様が有ったなー、と記憶していたデザインが、実はサングラスを着けた顔のドアップだったとか。
そして後々かなり自分で驚きます。
今回もそんな感じです。
背景は高層ビルだとばかり思っていました。
ついでにジャケの下らへんは飛行機の窓枠だということにもようやく気付きました。
だからなのかと。
飛行機が飛んでいる理由にもひとり納得しました。
ということで、改めて私的にこのレコードの魅力再発見です。
全体を通して素敵なデザインですね。
それにしてもおばさん、何か企んでそうな顔してます。
飛行機が通過する度、乗客を驚かして楽しんでいるに違いない、とか想像してしまいました。
そびえ立ってます。
本物の自由の女神より迫力が有るのでは、と思えてきます。
ということで面白いジャケでした。
めちゃめちゃ世話焼いてくれそうなウエイターさんです。
メンバー皆がみんな新聞読んでるところもちょっと面白いのですが。
スーパートランプ | ブレックファスト・イン・アメリカ