好きな構図のジャケと「ドンナ・ドンナ」 ~ ヴォルフ・フェラーリ「マドンナの宝石」、ジョーン・バエズ「ドンナ・ドンナ」
こんにちは。スタッフの岩田です。
桜の開花宣言が聞こえてくるようになりました。
桜の開花情報がニュースになって、またそれを待ちわびるのは、日本に住んでいて良かったなあと思うのです。
春の陽気と共にほのぼのとする毎年恒例の出来事です。
また1日の中での気温の差も大きく、服装に悩む時期になりました。
暖かくなるのは良いのですが、春の後すぐにジメジメとした梅雨や夏が来るのかと思うと、気が早いとは思いますが少し憂鬱になります。
今日はまずはこちらのレコード。
フランク・プゥルセル「雨」。
ジャケの雰囲気が好きで撮りました。
後で気付いたのですが、背景の水玉模様は傘の模様です。
骨組みもしっかり写っているのに、気付いたのは、結構経ってからです。
後で気付いたのにも関わらず、傘の模様を背景のように撮ったこの構図も好きです。
どこかに発表することはありませんが、機会があればこの構図で撮ってみたいです。
こんな可愛い傘だったら、梅雨も乗り越えられ・・・・・・・そうにないです。
考えるだけで憂鬱になるので、可愛い傘だけでは耐えられる気がしないです。
続いてはこちら。
ヴォルフ・フェラーリ作曲の「マドンナの宝石」
このジャケの絵を見た時に、どことなく、フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」に似ているなと思いました。
ジャケの方は手紙ではなくペンダント(宝石)を持っているようです。
カラーのようでカラーでない、こんな雰囲気の絵も個人的に好きです。
今まで何回がフェルメールの作品は日本にやって来ているのですが、まだ一度も見たことがありません。
もし次来る機会があれば、その時は絶対に見に行きたいです!
次はこちら。
ジョーン・バエズ「ドンナ・ドンナ」
アルファベット表記は"DONNA DONNA"。
もしかしてと思いながら試聴して、途中で「やっぱり!」と思いました。
私たちに馴染みのある曲名は「ドナドナ」
子牛が売られていく、あのドナドナでした。
学校で習う時は、先生のピアノ伴奏で歌いますが、ジョーン・バエズのギター伴奏で歌われている方は、さらに哀しさが増しているように感じました。
人それぞれで感じ方が違うかもしれませんが、私の場合、ギターの方が切なさや哀しさが増すように思います。
この「ドンナ・ドンナ(ドナドナ)」以外にも、「あの素晴らしい愛をもう一度」のように
学校で習った曲の原曲がレコードで出てきて、試聴する機会も何度かあったのですが
ピアノ伴奏だけで歌うのとは雰囲気が違う物が多いです。
「命かけてと誓った日から 素敵な思い出残してきたのに」
「あの時同じ花を見て 美しいと言った二人の 心と心が今はもう通わない」
「あの素晴らしい愛をもう一度」
と、中学生の時は何も考えず歌っていましたが、これが失恋の歌だとはだいぶ後で気づきました。
大人になって不意に切ない歌詞なんだと知りました。
余談ですが、上の歌詞は何も見ずにスラスラと打てました。
中学生の頃とはいえ、それだけ何度も練習して覚えた曲なんだと思います。
またいろんな形で昔習った曲と再会するのが、楽しみです。
フランク・プゥルセル | 雨
アンドレ・クリュイタンス | ヴォルフ=フェラーリ:「マドンナの宝石」間奏曲第1番
ジョーン・バエズ ドンナ・ドンナ