コーヒーとベートーヴェン ~ ベートーヴェン「ミサ全曲集」、「V/A 豪華版「コーヒー・タイム・ミュージックのすべて」 」、ゲオルグ・ショルティ「ベートーヴェン:交響曲第4番」
こんにちは。スタッフの岩田です。
少し前ですが、コーヒーミル(手動)を買いました!
コーヒー好きではありますが、さほどこだわりもなければ知識もなく、ただただ飲むのが好きな程度です。
そんな私がミルを買った理由。
それは単に母が間違って挽いていないコーヒー豆を買ってきたからです。
とはいえ、一度は自ら挽いて飲んでみたいという願望も少しはあったので、念願叶ったというところでしょうか。
ベートーヴェンもコーヒー好きで、毎日60粒きちんと数えて挽いて飲んでいたというエピソードがあります。
そのエピソードを真似て私も60粒数えました。
そうするとタイミング良く出てきたのがこのレコードです。
カラヤン/リヒター ベートーヴェン「ミサ全曲集」
中に入っているインサート。
フェルデイナント・シーモンという人が描いたそうで、裏にはこんな文章がありました。
「眼の特異な表情は、シーモンが"60粒豆"のコーヒーのもてなしをベートーヴェンから受けた際にそれを仕上げたということに起因するのであろう……」
私が60粒豆で飲んだ時には、ちょっと濃いめかな?という位だったのですが、水の量や豆の種類で味も変わってくるので、ベートーヴェンのコーヒーはこの文章からして、かなり濃かったのかもしれませんね。
神経質そうなベートーヴェンが、人の為に60粒数えて挽いていたと思うと、なんだか意外です。
コーヒーミルを買って、60粒豆の「ベートーヴェン飲み(勝手に命名)」をしたからなのか、やけにベートーヴェンのレコードを見る気がします。
ゲオルグ・ショルティ「ベートーヴェン:交響曲第4番」
「ベートーヴェン飲み」をする際にはやはりBGMはベートーヴェンが良いのでしょうか?
私がスノー・レコードで働き始めて随分経ちますが、クラシックのレコードを目にする機会も多く、指揮者の名前もだいぶ覚えるようになりました。
Soltiとくれば、ソルティではなくショルティとすんなり読めるのも、 だいぶクラシックのレコードを見たからだと思います。
前から名前は知っていましたが、カラヤンのスペル、Herbert Von Karajan は今では何も見なくとも打てます(たぶん)。
他にも、GeorgeやCharlesという名前を見た時に、素直にジョージやチャールズではなく、ゲオルグ(Georg)やシャルルと読んでしまいそうになる時もあります。
まだまだですが、以前に比べるとだいぶクラシックの知識が浅いなりにも増えてきたようです。
バッハのコーヒーカンタータという曲があるもの知りましたし。ベートーヴェンやバッハを聴きながら飲む「クラシック飲み」(勝手に命名)をいつかしてみたいなあと思っていたら、出てきたのがこちらのレコード。
「V/A 豪華版「コーヒー・タイム・ミュージックのすべて」 」
ジャンルはクラシックではなくイージー・リスニングですが、何ともタイミング良く出てきました。
今はそんな気はないですが、その内豆の産地などもこだわるようになるのでしょうか?
せっかく買ったミルなので、少しはこだわりを持つのも良いかもしれませんね。
ヘルベルト・フォン・カラヤン ベートーヴェン:ミサ全曲集 MG9552/4
V/A 豪華版「コーヒー・タイム・ミュージックのすべて」 SFL-7083/84